「気候変動適応法」の改正により「指定暑熱避難施設」が規定されました。
「指定暑熱避難施設」とは、「熱中症特別警戒情報」が発表された場合、暑さをしのげる場所として開放する施設です。
「熱中症特別警戒情報」の発表の有無にかかわらず、夏の暑さから身を守るため、気軽にお立ち寄りください。
■クーリングシェルターを利用する際の注意事項
・飲料は各自でご用意ください。
・利用場所の温度調整はできません。
・利用できる日時は、指定施設の開館している日時のみです。
・その他、利用にあたっては各施設の指示に従ってください。
■指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)
最新情報や県内の情報は佐賀県ホームページをご覧ください
■高齢者は特に注意が必要です
1 体内の水分が不足しがちです
高齢者は若年者よりも体内の水分量が少ない上、体の老廃物を排出する際にたくさんの尿を必要とします。
2 暑さに対する感覚機能が低下しています
加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。
3 暑さに対する体の調節機能が低下します
高齢者は体に熱がたまりやすく、暑いときには若年者よりも循環器系への負担が大きくなります。
※心臓や腎臓の悪い人や持病をお持ちの人は、かかりつけの医師にご相談ください。
[体内の水分量]
「輸液・栄養ハンドブック」より作成
・小児…75%
・成人…60%
・高齢者…50%
○東京都23区における熱中症死亡者の状況(令和3年夏)
※計39人(速報値)のうち
約8割は65歳以上の高齢者
→屋内での死亡者のうち約9割はエアコンを使用していなかった
[エアコン設置有無・使用状況別]
出典:東京都監察医務院
■予防法ができているかをチェックしましょう
・エアコン・扇風機を上手に使用している
・部屋の温度を測っている
・部屋の風通しを良くしている
・こまめに水分・塩分を補給している
・シャワーやタオルで体を冷やす
・暑いときは無理をしない
・涼しい服装をしている外出時には日傘、帽子
・涼しい場所・施設を利用する
・緊急時・困ったときの連絡先を確認している
○環境省 熱中症予防情報サイトからの情報をチェック!
【URL】https://www.wbgt.env.go.jp/
環境省では、暑さ指数(WBGT)の情報提供を行っています。令和3年度から全国展開している熱中症警戒アラートおよび、暑さ指数のメール配信などをご活用ください。
「熱中症警戒アラート」は環境省のLINE公式アカウントで確認することができます
(厚生労働省熱中症予防のための情報・資料サイトより一部抜粋)
・「熱中症特別警戒情報」→前日の14時頃発表
・「熱中症警戒情報」→前日の17時頃および当日の5時頃発表
「熱中症警戒情報」発令時は当日の10時頃、「熱中症特別警戒情報」発令時は前日の19時頃および、当日の10時頃に防災行政無線でお知らせします。
また、「防災ネットあんあん」アプリで情報発信が行われます。
・小城市情報アプリOgiOgi(おぎおぎ)
防災行政無線の内容を確認できます
問合せ:健康増進課
【電話】37・6106
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