皆さんに役立つ情報を紹介する保健師のコーナーです
■第9回 子どもの運動は肥満予防だけじゃない~脳を育てる遊び~
先々月より、子どもの肥満について、生活リズムや間食の視点からお話しました。肥満につながる生活習慣としてもうひとつ欠かせないものが運動です。
近年、テレビやゲームなどスクリーンタイムの増加による影響や、それに伴う子どもの運動不足を耳にします。これは、子どもの遊びが心身の発達に大きく関わるからです(図参照)。遊びのなかで、体を動かすことは、エネルギーを消費することでの肥満予防だけでなく、生活リズムを整え、ホルモンの分泌を良くすることをはじめ、さまざまな角度から肥満予防を促します。
また、脳の前頭葉は思考や物事の判断など人間らしさを司るとても重要な部分で、この部分は体を動かす遊びによって育ちます。
運動の目安は1日あたり1時間です。メディアに触れる時間を減らし、その時間で外遊びやお手伝いなどで体を動かすことを増やしてみませんか?
詳しくは健康福祉課
【電話】43・5065
<この記事についてアンケートにご協力ください。>