皆さんに役立つ情報を紹介する保健師のコーナーです
■第11回 野菜を食べた方がお得な理由~野菜選びにはコツがあります~
▽良いことづくし♡野菜の特徴
お米やお肉・お魚と野菜の違いはご存知でしょうか。それは食物繊維とビタミンの量です。お米やお肉・お魚などに比べて野菜には食物繊維やビタミンが豊富に含まれています。
▽食物繊維・ビタミンの働き
食物繊維やビタミンは生活習慣病を予防するために欠かせない栄養素です。食物繊維には2つの大事な役割があります。1つ目は、糖の吸収を穏やかにしてくれて、血糖値の急上昇を予防します。2つ目は、脳に満腹感のサインを伝えて、食べすぎを予防します。ビタミンにはたくさんの種類がありますが、特にビタミンA・C・Eが重要です。このビタミンA・C・Eは“ビタミンエース”と言われ、血管の炎症を防いだり傷ついた血管を修復してくれる働きがあります。そのため、高血糖や高血圧によって血管が傷ついて起こる心筋梗塞や脳梗塞の予防、認知症予防にも役立ちます。
▽野菜は部位ごとに違う!
野菜は食べる部位ごとに種類分けされており、特徴が違います。佐賀県でよく採れる玉ねぎやれんこん、じゃがいもなどの根っこの野菜は根菜と言われます。根菜は糖質が多い野菜で、血糖値が上がりやすいため、摂りすぎには注意が必要です。オススメは葉や茎の野菜です。中でも、特に色が濃い(緑黄色野菜)小松菜、ほうれん草、ブロッコリーや春菊などはビタミンが豊富に含まれているため、すすんで摂ってもらいたい野菜です。
上手に野菜を選ぶことで食物繊維やビタミンを味方につけ、健康な体をつくりましょう。
葉や茎の野菜を食べよう!
詳しくは健康福祉課
【電話】43・5065
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