保健師といっしょにはっぴーライフ

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皆さんに役立つ情報を紹介する保健師のコーナーです

■第2回5月31日は世界禁煙デー～5/31から6/6は禁煙週間～
▽5/31～6/6は禁煙週間です
たばこは日本人が命を落とす2大リスク要因の1つです。5300種類以上の化学物質と70種類以上の発がん物質が含まれ、多くの病気と関連しています。

▽喫煙による健康への影響
喫煙は予防可能な最大の死亡原因です。様々ながんや慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器の病気、脳・心臓の病気だけではなく、2型糖尿病や歯周病との関連も認められています。また、骨密度の低下や認知症のリスクとも関係し、要介護状態へと進みやすくなります。加熱式たばこについては、ニコチン以外の有害化学物質の量は少ないものの、まだ明らかになっていないことが多い状況です。

▽受動喫煙による健康への影響
たばこを吸わない人もたばこから出る煙を吸うこと(受動喫煙)で、健康を害しており、年間で約1万5千人の方が死亡しているといわれています。受動喫煙との関連が確実とされているのは肺がんやや脳・心臓の病気、乳幼児突然死症候群です。大切な人を受動喫煙から守るため、定められた場所で喫煙することや、自宅や車内でも配慮することが重要です。

▽禁煙への手助け
習慣的な喫煙による「ニコチン依存症」は薬物依存の1つです。喫煙しない時間が続くとイライラしてしまい、自分の意思だけで禁煙に取り組むことが難しい場合があります。
禁煙したいけど、やめられない時は禁煙外来にご相談ください。症状を和らげるお薬もあり、禁煙成功率は7～8割です。禁煙外来を利用して今年は禁煙にチャレンジしましょう。

詳しくは健康福祉課
【電話】43・5065