■11月1日は『点字の日』(日本点字制定記念日)です
~情報支援機器の進歩~
1825年、フランスで16歳の盲学校生ルイ・ブライユが点字を考案しました。その後、日本にも伝わり明治23(1890)年11月1日、点字選定委員会が開かれ、東京盲唖学校(現・筑波大学附属視覚特別支援学校)教員であった石川倉次による点字案が、日本の点字として採用されました。この日を記念して『点字の日』が制定されました。いまでは、公共の場にある階段の手すりやエレベーターのボタン、駅の券売機や自動販売機のほか、家庭内で使う家電など、いろいろなものに点字が表示されています。
また、視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)は、道路や駅のホームなどに視覚障害者の安全かつ快適な移動を支援するための設備として設置されています。これは、視覚障害者にとって外出時の大切な道しるべです。
さらに、情報障害を少しでも改善できるツールとして、文章読上げ機能や音声案内機能をもつスマートフォンは、進歩した支援と言えます。
そこには、あらゆるところにAIの技術が取り入れられ、目や声などの代わりを果たしてくれる時代が訪れています。私たちの生活を支えるAI技術等の進歩を期待し、『障害のあるなしにかかわらず、ともに暮らしやすい社会』を築きたいものです。
人権標語の紹介(受賞者紹介)
令和5年度小中学校『人権標語』入賞作品を紹介します。
※学年は令和5年度
※詳細は本紙をご確認ください
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