■修学旅行・宿泊学習でも『いい動き』の育成
◇明倫小学校
明倫小学校は、5月下旬から6月上旬にかけて修学旅行(1~4年生、6年生)と宿泊学習(5年生)を実施しました。5年生と6年生は1泊2日です。
5年生は、波戸岬少年自然の家で実施した宿泊学習の中で『カッター体験』をしました。エンジンのついていない船に20名ほど乗り、指導員の厳しい指導のもと力を合わせて船を進める体験です。声を掛け合い協力して頑張るうちに、オールのリズムがそろい気持ちよく船が進みます。陸では味わえない一体感が生まれます。
6年生は長崎で平和と歴史を学びました。今年も子ども達だけで計画に沿って見学する『フィールドワーク』を2日間ともに実施しました。途中、迷子になりそうになったり、路面電車を乗り過ごしたり、ハプニングはありましたが自分たちの力で乗り越えてくれました。また、被爆者の方のお話を聞いたり、厳かな雰囲気の追悼空間で平和集会したり平和について深く学びました。
明倫小学校の学校目標は『いい顔いい声いい動き』です。とくに『いい動き(自分で考え、判断、行動すること)』ができる子ども達の育成に力を入れています。修学旅行・宿泊学習においても、それぞれの学年なりに『いい動き(自分で考え、判断、行動すること)』ができるよう事前指導から行いました。なかなか難しいことですが安易に正解を教えたり、子どもができる事に手を貸したりせず、自分で考え、判断、行動できる子どもを育てようと明倫小学校職員一同日々取り組んでいます。
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