◆1[丹波]秋深まる丹波焼のふるさと窯元との交流ツアーを計画中(今月の表紙)
―ひょうごフィールドパビリオン 2025年大阪・関西万博に向けたSDGs体験型プログラムを紹介―
山裾に窯元が集まる丹波焼の産地では、窯元巡りや陶芸体験といった定番の楽しみ方に加え、これからは紅葉も見頃を迎えます。丹波立杭陶磁器協同組合は2025年大阪・関西万博に向けて、窯元との交流や路地散策、「最古の登窯」の見学等をセットにしたガイドツアーを企画し、来年度にプレ実施を予定しています。窯元に教わるろくろ体験をはじめ、金継ぎや窯詰め体験、自作の食器で料理を楽しむ飲食店とのコラボメニューなどを用意。詳細が決まり次第、ホームページでお知らせします。お楽しみに!
(同組合事務局長 前中玉喜さん)
・窯元が連なる路地を散策するのも楽しみの一つ。
・丹波焼の産地に現存する「最古の登窯」は1895(明治28)年の築造。全長47m、9つの焼成室があります。
・多くの窯元はギャラリーと直売所を併設しています。
・陶芸体験では窯元が丁寧にろくろの使い方を教えてくれます。
◇丹波焼の湯飲みを5人にプレゼント
応募方法は本紙7面へ
問合せ:丹波伝統工芸公園「立杭 陶の郷」
【電話】079-597-2034【FAX】079-597-3232
「陶の郷」検索
※一部の窯元では通年で陶芸体験教室を実施しています。詳しくはホームページの「窯元検索」で確認してください
◆2[淡路]高度な技術で育てる淡路の花
県内約50戸の農家で生産されるストックは、全国4位の出荷量を誇っています。とりわけ淡路島で栽培されるものは切り花としての品質に優れ、市場で高い評価を得ています。日当たりの良い立地を生かして1933(昭和8)年ごろから淡路島北部で栽培されるようになりました。中でも「淡路ホワイト」「淡路ピンク」は地域オリジナル品種で、栽培しにくい春先でも80cmほどに育ち、存在感がある人気の花として産地を支えています。地域の農家を支援する北淡路農業改良普及センターでは、高度な技術を必要とする栽培方法の継承等によって安定した生産・出荷体制を確立し、また二期作により11月から6月までの長期出荷の生産拡大を実現しました。今後も産地と協力し、高品質な花を生産するために新技術の普及に努めます。
(同センター普及主査 石上佳次さん)
・「あわじ花さじき」では、11月中旬から背丈の低い花壇用のストックが見頃を迎えます。今年のテーマは「i love」。
・農業改良普及センター職員は、農家を巡回し、相談や指導に当たります。
・草丈は80cm程度に成長し、開花するとボリュームのある美しい姿に。甘い香りが魅力です。
問合せ:淡路県民局 北淡路農業改良普及センター
【電話】0799-62-0671【FAX】0799-62-2261
「北淡路農業改良普及センター」検索
◆3[播磨]いなみ野で出会い学びのシニアライフを
県内には、高齢者を対象とした多様な学びの場があります。加古川市にある県いなみ野学園は1969(昭和44)年、全国に先駆けて開校した歴史ある高齢者大学。共通講座のほか、園芸、健康づくり、文化、陶芸の4学科から一つを選択できる4年制大学と2年制の大学院では約900人の学生が学んでいます。学内外での実習を含めたプログラムが特長です。自然豊かなキャンパスで、潤いのあるシニアライフを過ごしませんか。(県県民躍動課)
・学生が主体となって企画・開催する「スポーツ大会」。
・健康づくり学科の「姿勢づくりのためのストレッチと体幹トレーニング」の授業。
・JR東加古川駅から徒歩約15分の立地です。
◇在校生の声
文化学科4年生 福岡敏文さん
技術系の仕事を定年退職後、専門外の知識も広く吸収したくて入学しました。週1日、午前中は税や法律、健康など全学科共通講座を、午後は学科別の専門講座を受講しています。特に印象に残っている講座が、「金子みすゞの生涯」で、作家の人物像をとことん掘り下げた先生のお話に感銘を受けました。またアナウンサーによる話し方教室も、人前でスピーチする際に役立っています。週1回のクラブ活動は40種近くあり、私は書画作品を掛け軸にする表装部に所属しています。仲間との交流は、心身の健康のもと。学歴や職歴に関係なくいろいろな人と話すことが、いい刺激になっています。
◇オープンキャンパス開催
日時:11月28日(火)、12月1日(金)、13日(水)9時30分~15時
申込み:前日までに電話で問合せ先へ
問合せ:県いなみ野学園
【住所】加古川市平岡町新在家902-3
【電話】079-424-3342【FAX】079-424-3475
「いなみ野学園」検索
◇県内のその他の高齢者大学
・阪神シニアカレッジ(宝塚市)
・地域高齢者大学〔うれしの学園生涯大学(加東市)/但馬文教府みてやま学園(豊岡市)/西播磨文化会館ゆうゆう学園(たつの市)/淡路文化会館いざなぎ学園(淡路市)/丹波OB大学(丹波市)〕
※各高齢者大学の情報は、県や各校のホームページで確認してください
◆4[県全域]〝31文字に五国を詠む
地域の魅力を再発見する「兵庫五国連邦プロジェクト(U5H)」では、「U5H tanka」として11月30日(木)まで、五国にちなんだ短歌を募集しています。県内の場所、景色、文化、特産物などに生まれ育った町や観光で訪れた土地での思い出を込めた短歌を投稿してください。選者が詠んだ短歌の本歌取りも可能です。(県広報広聴課)
◇短歌の例
本紙をご覧ください。
◇審査
結果発表:2024(令和6)年1月中旬予定
賞品:選者サイン入りトートバッグ
選者:坂口涼太郎さん、谷じゃこさん
応募、選者の短歌はこちら(本紙二次元コード参照)
問合せ:県広報広聴課
【電話】078-362-3018【FAX】078-362-3903
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