県内各地で行っている県の主要施策の取り組みなど、県民の皆さんにお知らせしたい県政情報をクローズアップします。
◆2025年大阪・関西万博 開幕まで半年を切りました
大阪・関西万博への機運醸成や兵庫の魅力発信を目的に、神戸市で「ひょうごフィールドパビリオンフェスティバル2024」を開催。地元の保存会による丹波篠山デカンショ踊りや県立西脇高校の生徒による播州織ファッションショーなどのステージイベントをはじめ、県の特産品や地酒の提供・販売、赤穂緞通や釣り具といった地場産業に触れるワークショップなどが行われ、多くの来場者で大盛況。万博は兵庫のローカルSDGsの取り組みを世界に知ってもらう絶好のチャンスです。皆さんも一緒に盛り上げていきましょう。
◆未来の社会を支える技術が集合
西日本最大級の総合展示会「国際フロンティア産業メッセ2024」を神戸市で開催しました。会場には県内外から過去最多となる590ブースが並び、車型から人型に自動で変形するロボットなど最先端の技術を生かした製品が展示されたほか、次世代産業の専門家による講演が行われました。コロナ禍を経て、世界的に技術革新のスピードが加速しています。兵庫の「ものづくり」を世界に発信し、国際的なビジネスネットワークの構築を進めます。
◇注目のトピックスについて専門家が講演
DX(デジタルトランスフォーメーション)・GX(グリーントランスフォーメーション)の進化や生成AI時代の医療構築、2025年大阪・関西万博の最新動向など、多彩なテーマで各分野の最新事情について解説されました。
◇兵庫の地場産業を紹介する「ひょうごじばさんフェア」も
マッチ、靴下、播州そろばん、三木金物など県内の地場産業10業種が出展。「発見!兵庫県地場産業の底力」をテーマに、産地の技術力や、新しくてユニークな取り組みを紹介しました。
◆震災30年事業 南海トラフ地震への備えを考える
阪神・淡路大震災から30年の節目を前に、「巨大地震・津波に備える」と題してシンポジウムを開催。基調講演では、京都大学防災研究所教授の森信人さんが津波の予測データを基に地震発生時に取るべき行動を提唱したほか、県立舞子高校の生徒による防災学習の成果発表などが行われました。災害はいつ、どこで起こるか分かりません。いざというときの備えを皆さんと考え、ハード・ソフト両面から対策を強化していきます。
◇被災地や地域で多様な活動に取り組む舞子高校環境防災科
全国初の防災専門学科として2002(平成14)年に開設。被災地支援活動や防災訓練の実施、防災すごろくを使った小中学校での出前講座の開催など、阪神・淡路大震災の教訓を受け継いだ活動を展開しています。
◆交通事故ゼロ社会を目指して
交通安全に対する個人や団体の功績をたたえ、交通安全意識の普及を図るため、「令和6年度交通安全県民大会」を開催。県内の交通事故による死者数が前年同期と比べ増加しています。各地域での活動をはじめ、自転車ヘルメット着用の啓発や約1万カ所の横断歩道などの引き直し、キッズ交通保安官による飲酒運転撲滅運動など、県民一丸となって交通事故ゼロの兵庫を目指します。
◇キッズ交通保安官・ファミリー隊を募集中です
家族や地域に飲酒運転追放「三ない運動」※を呼びかけるキッズ交通保安官とキッズ交通保安官ファミリー隊を募集しています。
※飲酒したら車を運転しない、運転する時は飲酒しない、運転する人には飲酒させないことを呼びかける運動
対象:県内在住の小学生(キッズ交通保安官)とその家族(キッズ交通保安官ファミリー隊)
申込み:2025(令和7)年3月31日(月)までにホームページ、郵送、ファクスで県くらし安全課へ
詳しくは「キッズ交通保安官」検索
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