◆「隣保館まつり」をとおした人権のまちづくり
市内の隣保館では、日頃の活動の成果として年に一度、隣保館まつりを開催し、講座生の作品の展示やステージ上でのさまざまな演奏や発表などが行われます。
2月には、総合隣保館、誉隣保館において、コロナ禍を経て4年ぶりに盛大に隣保館まつりが開催されました。
総合隣保館では、全面改築されたきれいな室内に展示されたさまざまな作品が、まつりの雰囲気を盛り上げていました。誉隣保館においても、園児から大人まで幅広い年代の方々の作品が並び、見る人を楽しませていました。
また、それぞれの館において、ステージ上では園児の合唱、小学生の太鼓演奏や合唱、学習発表、中学生の吹奏楽の演奏やダンス、さらに民謡やコーラス、大正琴の演奏や手品、そしてさまざまな世代の人が参加してのカラオケなどが行われ、多くの笑顔が見られました。他にも、革細工に取り組む人や、建物の外にはたくさんの模擬店が並び、多くの人で賑わいました。隣保館まつりをとおして、幅広い世代の人が「であい・ふれあい・まなびあい」、心温まる交流が深まりました。
隣保館まつりは、各種団体で組織される実行委員会が中心となり会議を重ね、数カ月の準備期間を経て開催されます。まさに隣保館を核として、地域住民が「交流・協働」し、地域が一体となって人権尊重のまちづくりを推進するすばらしい取り組みとなっています。
問い合わせ先:人権教育推進課
【電話】64・3182
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