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兵庫県たつの市

■もしものための備蓄食品の選び方
たつの市食育推進連絡協議会 公募委員 髙橋希実さん
地震などの自然災害が多い日本では、災害時に備えて日ごろから準備しておくことが重要です。災害発生からライフライン復旧までは1週間以上を要することが多くあるといわれており、災害支援物資の到着にも3日以上かかることもあるため、最低3日分~1週間分×人数分の食品の家庭備蓄が望ましいとされています。今回は、その家庭備蓄食品の選び方について紹介します。

◆備蓄食品選びのポイント
家庭にある食品をチェックしてみましょう。ごはんや乾パン、カップ麺など炭水化物ばかりになっていませんか?エネルギー源になる炭水化物は非常に重要ですが、備蓄食品においても栄養バランスを考慮することが大切です。
不足しがちなたんぱく質を摂るには、肉・魚・大豆などの缶詰、レトルト食品、最近では非常食用の豆腐もあるので活用できそうです。また、ビタミン、ミネラル、食物繊維も摂れない状況が続くと、便秘や口内炎などの症状があらわれます。そのためにも、玉ねぎ、じゃがいもなどの日持ちのする野菜を日ごろから多めに買い置きしておくと便利です。ひじきや切り干し大根などの乾物、果物の缶詰も手軽に栄養素が摂取できるためオススメです。
災害時は精神面でも疲弊することがあり、食事は非常に重要です。お菓子や嗜好食品の備蓄はもちろん、最近は味にもこだわった缶詰やレトルト食品がたくさんあるので、自分の好きな味が食べられるよう日頃から「ローリングストック」を実行してさまざまな商品を試してみましょう!

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