■鮭と大根の味噌クリーム煮
1人分エネルギー:約292kcal・食塩相当量:1.6g・調理時間…約35分
※日本食品標準成分表2020版(八訂)を基に計算
◇材料(2人分)
生鮭(1切れを4等分)…2切れ
大根(厚さ1cmのいちょう切り)…1/4本(250g)
ほうれん草(3cm幅に切る)…50g
しめじ(石づきを除きほぐす)…小1/2パック(50g)
薄力粉…大さじ1+1/2
牛乳…1.5カップ(300ml)
味噌…大さじ1
塩・こしょう…少々
油…大さじ1/2
◇つくり方
(1)塩、こしょうを振った鮭を、油をひいたフライパンで両面焼き、皿に取り出す。
(2)大根を耐熱皿に並べて、水大さじ2を回しかけ、ラップをして電子レンジ(600W)で約6分加熱する。
(3)(1)のフライパンに(2)の大根、ほうれん草、しめじを入れて炒める。
(4)野菜に火が通れば薄力粉を加えて混ぜる。粉っぽさがなくなれば牛乳を加えて、皿に取り出した鮭を戻す。
(5)(4)から牛乳を少し取り出して味噌を溶き、(4)に加えてとろみがつくまで煮る。
[Point]
大根は火が通るのに時間がかかるので、(2)のように、電子レンジで加熱しておくと、時短で調理ができます。
■ライフステージに応じたみんなの食育!
ライフステージごとの特徴に合わせた食育のポイントを紹介していきます。(8回目)
◇学童・思春期~カルシウムが大切~
学童・思春期は身体発育が著しい成長期であり、この時期に積極的に摂りたい栄養素の1つにカルシウムがあります。
カルシウムは骨や歯の材料になるので、骨量が増加する成長期には十分に摂る必要があります。牛乳・乳製品に豊富で、小魚や大豆製品、葉物野菜にも多く含まれます。
厚生労働省が推奨するカルシウムの1日摂取量は、全年齢層で最も高く設定されている12~14歳で男性1000mg、女性800mgです。(厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」より)
学校給食では牛乳の提供があるため、牛乳200ミリリットルでカルシウム約220mgを摂ることができますが、休日は牛乳・乳製品の摂取頻度が少なくなり、カルシウム摂取量が減少する傾向にあることが分かっています。牛乳に含まれるカルシウムは吸収されやすいため、休日も意識して牛乳・乳製品を摂りましょう。
今月は、カルシウムの吸収を助ける働きのあるビタミンDが含まれているきのこ類や鮭と牛乳を使った料理を紹介します。牛乳が苦手な人でも食べやすいように、みそ風味に仕上げました。
問合せ:健康課(健康センターミルネ内)
【電話】88-5750
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