骨粗しょう症は骨がもろくなり、特に足の付け根(大腿骨頸部)や手首、脊椎などに骨折を起こしやすくなる病気です。高齢になってからの骨折は寝たきりにつながりやすいため、若いうちから骨にカルシウムをしっかり蓄えておきましょう。
◆骨は生きている
骨は成長期に完成した後も新陳代謝を繰り返し、常に作り替えられています。
◆骨にはカルシウムが必要
体の中のカルシウムの99%は骨と歯に蓄積されており、残りの1%は血液の中にあり生命維持に大切な役割をしています。
◆カルシウムの上手な取り方
カルシウムを含む食品を一度にたくさん食べるより、3度の食事に1品でも取ることが大事です。
◆カルシウムを多く含む食品
牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品、小魚・ししゃもなどの骨ごと食べられる魚、大豆・納豆・豆腐などの大豆製品、海藻など。
◆おすすめの献立
主食・主菜・副菜のそろったバランスの良い献立が基本で、牛乳を使った料理、切り干し大根の煮物、ひじきの煮物、サバ缶カレー、ほうれん草のごまあえなどがおすすめ。
◆日光浴も大事
日光に当たると、紫外線により皮膚でビタミンDが作られて、カルシウムの吸収を助けてくれます。
問い合わせ:健康福祉課 健康増進室
【電話】82-0661
<この記事についてアンケートにご協力ください。>