佐用町高齢者福祉計画 第9期介護保険事業計画 策定(2)

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◆基準額は据え置き、所得区分を見直し　介護保険料を改定しました
第1号被保険者(65歳以上の人)が負担する介護保険料は、月額換算の基準額は6900円で、第8期と同額となりました。
また、介護保険制度の標準段階の見直しが行われたことにより、所得段階別の区分を10段階区分から13段階区分に変更しました。第9段階以上の高所得者の保険料は増額となりますが、第1段階から第3段階では公費を投入し、負担軽減を図ります。
要介護認定者数やサービス利用者数の見込みなどにより、今後3年間の保険給付等の合計額は約84億円と推計しています。
その23%である約19億円を第1号被保険者の負担分として介護保険料を算定しています。なお、介護保険準備基金から約8000万円を繰り入れることで、基準額で月額約400円の軽減を行いました。
介護保険料は、今年度の住民税の確定後に決定しますので、介護保険料の決定通知書は7月中旬に送付します。

・第1号被保険者の保険料額(令和6～8年度)

※年金収入等とは、課税年金収入額と課税年金以外の合計所得金額の合計額です。
(　)内は軽減措置前の割合、金額を表示しています。

◆介護保険に頼らないために　介護予防で健康な生活を
◇フレイル予防で元気な状態に加齢とともに心身の機能が低下し、健康と要介護の中間の状態にあることをフレイル(虚弱)と言います。多くの場合は、フレイルを経て要介護状態になると言われています。フレイル状態のときに予防や改善の取り組みを行うことで、これ以上の悪化を防ぎ、元気な状態に戻ることができます。

◇元気アップスクールの開設
いつまでも住み慣れた地域で元気に暮らしていくために「元気アップスクール」を開催します。同スクールでは、介護予防認定の理学療法士が、脳と体を同時に動かす認知症予防の運動と筋力トレーニングを通じて、元気な人はより元気に、フレイル状態にある人は元気な状態を取り戻すことをサポートします。
「人生百年時代」と言われる今の時代、自立した生活を送り続けるためには予防をすることが大切です。健康で幸せな『健幸(けんこう)』な生活を送るために、ぜひ参加してみましょう。

問い合わせ：高年介護課
【電話】82-2079

●意識して体を動かすことが大切
不活発な生活がフレイルを招きます。生活習慣を改善して元気に過ごすことは大切な社会貢献のひとつです。自立した生活を続ける人が増えれば、介護が必要な人は十分なサービスを受けることができます。
毎日の生活の中で意識して体を動かし、筋力低下を防ぎましょう。また、地域活動などに参加して人とのつながりを持つようにしましょう。

●笑って楽しく「健幸」に　元気アップスクール　参加者募集
健康で自立した生活を送り続けるために、ぜひご参加ください。初回は5月8日(水)ですが、いつからでも始められます。

開催日：毎週水曜日
時間：午前10時～11時30分
場所：生きがいづくりセンター2階
対象：65歳以上の人
定員：各回20人
回数：1人15回まで
参加費：無料
申込先：高年介護課
その他：
・頭と体の健康教室との同時受講はできません。
・体操しやすい服装と上履き持参でお越しください。