◆7月28日は「世界・日本肝炎デー」
世界レベルのウイルス性肝炎のまん延防止と、偏見・差別の解消、感染予防推進を目的に、世界保健機構(WHO)が2010年から肝炎に関する啓発活動を呼びかけています。
肝炎のほとんどはウイルス性肝炎で、主に、血液や性交渉で感染する「B型肝炎」と、過去の輸血や適切な消毒をしていない注射器などが原因で感染する「C型肝炎」があり、感染者は約300万人いると推測されています。いずれも、慢性肝炎や肝硬変を発症し、肝がんになることがあります。
また、最近では脂肪肝が進行して起こる「非アルコール性脂肪肝炎」など、生活習慣病の合併でリスクが高まる肝炎も増えてきています。肝臓は「沈黙の臓器」と言われるほど、症状が現れにくい臓器です。疲れやすい、顔色が悪いなどの症状が出たら、肝臓はかなり弱っている可能性があります。
そのため、自覚症状がなくても一度は「肝炎検査」を受け、健診などで肝臓の健康状態をチェックしましょう。
問い合わせ:健康福祉課
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