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ふれあい

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兵庫県多可町

■不適切な用語
日常生活で何気なく使っている言葉の中には、発言した本人はその意識が無くても相手の心を傷つけたり相手に不快感を感じさせたりする言葉が数多くあります。これら言葉の中には差別用語、不快用語などと呼ばれる不適切な用語があります。これらの言葉は国籍、人種、性別、地位、心身の状態、身体的な特徴などについて、不当に低く扱ったり見下したりする意味を含む言葉です。
(注)これから差別的な用語を例示しますが、これは差別を助長するためのものではなく、日常生活の中の人権課題として、差別をなくすために掲載するものです。

◆不適切な用語の例
▽心身の障がい、病気に関する言葉
めくら→目が不自由な人(状態)
どもり→発音が不自由な人(状態)
知恵遅れ→知的障がい
手短に→端的に
片手落ち→不注意、不用意

▽職業に関する言葉
土方→建設作業員
坊主→僧、僧侶、お坊さん
産婆→助産師

▽人種、地域に関する言葉
外人→外国人
後進国→発展途上国
帰化→国籍取得

▽性差別に関する言葉
女性を特別視する表現や男性側に対語のない女性表現は原則使わない。
女医→医師
女らしく、男らしく→自分らしく
男勝り、女々しい(不適切な表現)
オカマ、オナベ、ニューハーフ(使わない)

▽家族に関する言葉
父兄→保護者
片親→母子家庭、父子家庭
家内・主人→妻・夫

これらの用語はほんの一例です。他にも無意識に使っている不適切な用語や表現を探してみてください。そして、それらの言葉を受け取る側に立って、苦しい思いを想像してみてください。そうすることで、言葉に対する感覚が敏感になり、ひいては人権感覚も高まるものと思われます。

問合先:人権啓発推進室
【電話】32-1389

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