多可町の65歳以上の高齢化率は、38.9%(令和6年4月1日時点)で、全国平均29.1%を大きく上回っています。
平均寿命も、年々延びていますが、それと同時に、元気で長生きする「健康寿命」を延ばすことが重要です。
急速に高齢化が進む多可町では、この「健康寿命」の延伸を目指し、フレイル予防の取り組みを行っています。
■フレイルってなに?
フレイルとは、高齢者の健康状態と要介護状態の間にある『虚弱状態』です。
なんとなく体調が優れない、足腰が弱くなってきた、食事が食べにくくなった、人付き合いが億劫になったなど、年齢とともに生じる心身の衰えをフレイルといいます。
・身体的フレイル
オーラルフレイルサルコペニアなど
・社会的フレイル
閉じこもり困窮・孤食など
・心理的・認知的フレイル
うつ、認知機能低下など
スマホの活用と合わせて、健診や町の事業を活用しながら、生活の中にフレイル予防を取り入れましょう。
■多可町はつらつ健診
対象:76歳以上の方
内容:基本健診、肺がん検診、フレイル健診(体力測定と認知症タッチパネル検査)のセット健診
健診場所:多可赤十字病院健診センター【電話】30-2120
▽多可町の75歳以上の健診受診率
兵庫県で29位
追加の申し込みも受け付けていますので、ぜひ受診しましょう。
■はつらつ健康生活づくり事業
多可赤十字病院の理学療法士などのセラピストが、あなたに合った運動プログラムを指導します。
「健幸ポイントの対象です 1回3P!」
問合先:多可赤十字病院地域医療支援センター
【電話】32-3810
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