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自治体の皆さまへ

森林を活かす

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兵庫県多可町

■森林環境譲与税の使い道
森林に関する課題は、国単位ではなく、現場とより密接した市町村が主体となることが理想であることから、税の使い方は市町村に委ねられています。
そして、森林環境譲与税の使い道は法律で定められており、市町村では次の4つに充てることとされています。
(1)森林整備
(2)人材育成・担い手の確保
(3)木材利用の普及促進
(4)都市部と山村部の市町村が連携した取組
多可町が令和4年度までに活用した森林環境譲与税の活用額は左表のとおりです。詳しい使途状況はホームページで公表しているので、ご覧ください。

■ひょうご「たかの森」ブランド+ってなに?
この名称は、『多可町森林・林業ビジョン2020』の活動プログラムの愛称であり、活動や事業主体の名称です。

▽多可町森林・林業ビジョン2020
現在の森林・林業を取り巻く情勢は、非常に厳しいものとなっています。このような中でも、今後、先人が育て守ってきた森林のさまざまな恵みを次世代に引継ぎ、活用していくためには、理想とする森林・林業の将来像や林業が目指すべき姿を示し、総合的・計画的に施策を展開していく必要があります。
多可町森林・林業ビジョンは、まちの100年後の望ましい森林・林業の姿を示し、この先10年間を短期、30年間を中期とし、それぞれ取り組んでいく方針を示したものです。
詳しい内容はホームページをご覧ください。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。

▽ロゴマーク利用しませんか?
多可町の森林・林業の活性化を通じて、雇用の拡大や地域の活性化を図り、活気ある町を創出しようと、ロゴマークを作成しました。
ロゴマークは、「多可町が大好きで、この地の森林に関することをもっと知ってほしい、製品を使ってほしい、応援したい」という思いの人なら誰でも使用できます。

利用に関する申し込み・問い合わせ先:産業振興課
【電話】32-2388

■令和5年度多可町森林環境譲与税の主な活用実績
◆01 条件不利地間伐推進事業
スギ、ヒノキの人工林で、林道や作業道から約50メートル以上離れ、山の斜面が30度以上ある急斜面の山林では、木材の搬出経費が木材価格を上回り、放棄林になってしまいます。そのため、間伐を計画的に実施して、将来的には天然林へと誘導していきます。
間伐実績:94.47ha
事業費:29,126千円

◆02 木とふれあう木育推進事業
木とふれあう機会を創出するとともに、森への親しみを深めるため、森林の役割や木材の良さなどを学ぶ木育を推進します。

▽町内の認定こども園と小学校に木製パズルを贈呈
事業費:342千円

◆03 小規模里山防災林整備事業
兵庫県が県民緑税を活用して施工する「里山防災林整備事業」の採択用件から外れた小規模なエリアに限って行う町単独事業です。人家裏や通学路沿いなどの森林で、防災上必要な整備を行います。
整備前:人家裏に木が生い茂り、雨などで倒木や土砂流出などの災害の恐れがあった。
整備後:危険な木を伐採。切った木を横倒しにすることで土砂が流れるのを防ぐ。
事業費:3,905千円

◆04 多可町産材利活用推進事業
多可町産木材の利活用を図るため、Taka MADEの焼き印を作成。現在、建設中の多可町生涯学習まちづくりプラザ「あすみる」の建築資材の一部に多可町産のヒノキを使い、焼き印を押す予定です。
事業費:60千円

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