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自治体の皆さまへ

災害の備えは あせらず日頃から

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兵庫県多可町

8月8日に宮崎県の日向灘を震源とする地震が発生。その翌日9日には、神奈川県を震源とする地震が発生しました。
1月1日に発生した能登半島地震から半年あまり。
皆さんの防災への意識はどのような変化がありましたか?災害はいつ起こるかわかりません。明日なのか、半年後なのか、数年後なのか。だからこそ、日頃からの備えが大切です。
今一度、防災の備えを確認しましょう。

■災害の備えチェック!
▽ライフライン
□懐中電灯・ヘッドランプ
□乾電池、モバイルバッテリー
→「日頃から充電や電池の使用期限をチェックしよう!」
□非常用トイレ、トイレットペーパー
□カセットコンロ・カセットボンベ
→「直射日光を避けて40℃以下で保管しよう!」

▽食料
□飲料水(1人1日3リットル程度)
□缶詰(肉、魚、果物など)
□米
□乾麺・乾物
□レトルト食品

▽避難時に持ち出せる物
□水(ペットボトル、給水容器)
□食品(レトルト食品、缶詰など)
□救急セット、常備薬
□携帯電話、ラジオ
□乾電池、モバイルバッテリー
□懐中電灯
□着替え、タオル、毛布
□手袋、帽子
□洗面道具(歯ブラシなど)
□雨具、長靴、ヘルメット

「リュックなどに入れて持ち出しやすい場所に置いておこう!」

「これはあくまで一例です。参考にしながら自分に必要なものを考えてみましょう。
私なら、コンタクトレンズの予備やペットのことも考えないと…。女性なら生理用品、小さなお子さんがおられたらオムツや離乳食なども備えが必要ですね。」

▽ローリングストックを習慣づけよう
「え!期限切れ!?にならないように」
「ローリングストック」とは、
(1)普段の食品を少し多めに買い置きする
(2)賞味期限が近いものから消費する
(3)消費した分を買い足す
という3つを繰り返すことで、常に一定量の食品を備蓄しておく方法です。

■わぁっ!地震だ!
▽地震発生!自分の命を自分で守る
・頭を保護する、大きな家具から離れる、丈夫な机の下に隠れるなど
・ドアを開けて逃げ道を確保する
・土砂災害の危険がある場合はすぐ避難する

▽1~5分 家族を守る
・家族の安全を確認する
・揺れが収まってから行動する
・足をケガしないように靴をはく
・火の元を確認、初期消火
・非常持ち出し品を用意する
・余震に注意する

▽5~10分地域を守る
・隣近所の安全を確保する
・防災無線やラジオで情報を確認する
・電気のブレーカーを切る、ガスの元栓を閉める
・安全な場所に避難する

▽10分~数時間後~避難生活 みんなで助け合い
・協力して消火・救出活動をする
・壊れた家には入らない
・引き続き余震に注意する
・水や食料は備蓄品でまかなう
・避難所では助け合い、集団生活のルールを守る

▽防災行政無線機は大丈夫?
家庭にある防災行政無線の戸別受信機は正常に受信していますか?
通常はコンセントから電源供給していますが、台風や地震などで停電した場合は、乾電池で電源供給します。乾電池は1年を目安に交換しましょう。

▽今すぐできる地震対策
地震による大きな家具の転倒やガラスの飛散でケガをしたり閉じ込められる恐れがあるので、今すぐ地震対策をしましょう。

▽防災情報ツールを使おう
多可町の災害・防災情報は、インターネットなどからも確認することができます。災害時は避難情報なども発信します。
日頃から登録をしておきましょう。

■自助・共助・公助 一人一人が協力して地域の防災力を高めよう
「自助」=住民、企業が自らを災害から守る
「共助」=自主防災組織などの地域社会が協力して災害から守る
「公助」=町や県、国、防災関係機関が住民などを災害から守る
災害を避けることはできませんが、この3つが連携することで、減災に繋げることができます。

▽9月8日(日)に多可町防災訓練を実施します
毎年9月1日は防災の日です。各集落で行われる避難訓練などに積極的に参加して地域の防災力を高めましょう。
また家庭での防災の備えもこの機会に話しあいましょう。

問合せ:生活安全課
【電話】32-4777

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