病院通信

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■「乳がん検診」を受けましょう
西脇病院　乳腺外科　三輪　教子
まだまだ暑い日々が続いていますが、またもやコロナ感染者が増えてきているようです。引き続き、感染予防に努めましょう。

▽町ぐるみ検診・人間ドックを受けましょう
コロナ禍で、がん検診の検診率が下がり、進行した状態でがんと診断される患者が増えました。どんな状況であっても、がん検診は大切です。早期発見と進行してからの発見では、命のみではなく、医療費にも関わってきます。例えば乳がんの場合、一番早期で見つかった場合と、進行してリンパ節転移がある状況の場合、5倍以上医療費が異なるというデータがあります。
平日に乳がん検診に行けない人は、毎年10月の第3日曜日に行っている、ジャパンマンモグラフィサンデーで検診を受けてください。今年は10月20日です。
検診で要精査となった場合や、しこりなど症状のある人は早めに受診してください。不安を抱かれるかと思いますが、病状が軽い場合もありますので、1日でも早い受診をお待ちしています。

▽乳がん患者会「はなみずきの会」
西脇病院では、平成21年に北播磨初の乳がん患者会「はなみずきの会」を発足し、患者さんの不安の軽減とがん検診啓発目的に活動しています。治療を受けている病院を限定しないユニークな会です。乳がん患者さんとそのご家族が対象の定例会を、奇数月最後の土曜日の午後2時～4時に西脇病院講堂で行っていますので、お気軽に参加してください。

▽がん検診の予約は健診センターまで!
乳がん検診に限らず個別がん検診を希望される人で、まだ今年度の受診をしていない方、予約をしていない方は、健診センターまで予約をお願いします。また検診内容や検診の方法など、不明な点がありましたら、健診センターまで連絡をお願いします
多可赤十字病院健診センター【電話】30-2120(平日午前9時～午後4時)

多可赤十字病院
【電話】32-1223(代表)