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太子町水道ビジョン(改定版)を紹介します(1)

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兵庫県太子町

町の水道事業の現状や取組をお知らせし、よりよい事業運営につなげていくため、「太子町水道ビジョン(改定版)」(令和6年3月策定)を紹介します。このビジョンは、水道を取り巻く環境の変化に対応しながら、安全・強靭かつ持続的なサービスを提供するための指針・道標となる計画です。

◆水道ビジョン(改定版)の目的と位置づけ
太子町では、2017(平成29)年度に「太子町水道ビジョン・経営戦略」(以下「旧ビジョン」という)を策定しました。
旧ビジョンの策定から5年が経過して、国の施策や財政状況の変化、近年のDXの推進やSDGs達成に向けた取組への対応が生じたことを背景に、旧ビジョンの計画期間である2027(令和9)年度までの上半期5年間(2022(令和4)年度)までの進捗状況などを検証し、2023(令和5)年度時点で、水道を取り巻く環境の変化を踏まえながら、改善すべき点や引き継いでいくべき点を整理するとともに、新たに水道事業の進むべき方向性と施策を定めた「太子町水道ビジョン(改定版)」を策定しました。
計画期間は2024(令和6)年度から2033(令和15)年度の10年間です。

●水道ビジョン(改定版)の位置づけ
※詳しくは本紙P.2をご覧下さい。

◆水需要の将来見通し
▽給水人口
太子町の人口は、近年、緩やかな減少傾向にあります。一方で、65歳以上の人口が占める割合は、徐々に増加しています。
今後も、本格的な人口減少社会の到来に伴い、人口は減少していく見通しです。給水人口(水道により給水を受ける人口)についても、同様の見通しです。兵庫県による推計(兵庫県将来推計人口(2019))に基づくと、50年後の太子町の給水人口は、現在の7割程度に減少すると推計されます。

▽給水量
給水量についても、減少が続いていくと見込まれます。特に、給水量の大半を占める生活用水量は、節水型機器の普及や節水意識の向上などを背景として人口動態にかかわらず減少傾向にあるため、今後の人口減少により加速度的に減少することが懸念されます。給水人口と同様に、50年後の1日平均給水量などについても、現在の7割程度に減少すると推計されます。
給水量が減少することで、給水収益も減少し、水道事業の経営状況が悪化していくことが懸念されます。

●行政区域内人口の実績

●給水人口の見通し

●一日平均給水量・一日最大給水量の実績・予測

◆水道事業の将来像と目標実現に向けた取組
さまざまな課題への取組の共通目標となる将来像は、旧ビジョンより継承しました。
将来像の実現に向けて、[安全]、[強靭]、[持続]の3つの視点で基本目標と基本施策、具体的な取組を設定しました。

〈太子町水道事業の将来像〉
安全で良質な水を安定して供給し続ける水道



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