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自治体の皆さまへ

健康ダイアリー 糖尿病を予防しよう

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兵庫県太子町

生活習慣病として知られる糖尿病は、遺伝的な要素をもとに、食事や運動習慣、喫煙や飲酒など、毎日の生活習慣の偏りが加わって発症する病気です。
糖尿病は、ほとんど自覚症状がなく、気付かないうちに進行していきます。放置していると、「腎症」「神経障害」「網膜症」などの合併症を引き起こし、「人工透析」や「足の切断」「失明」などの深刻な事態を招くことがあります。人工透析に至った原因疾患の第1位は、糖尿病の合併症である糖尿病性腎症です。
兵庫県が糖尿病性腎症の重症化を予防するために制作したポスター(「拝啓20年前の俺へ」)の内容を紹介します。

◆拝啓20年前の俺へ
おーい、20年前の俺。元気か?
元気だと思ってるだろう。なんてったって、俺がそう思ってたんだから。
ただ、会社の健康診断で糖尿の数値、だいぶ悪かったろ?
でもまぁ、別に体に異常はないし、元気に毎日過ごせている。
それで病院に行けって言われても、仕事も忙しいし、付き合いもある。
有給取ってまで、わざわざ病院なんて行ってられないよな。
俺がそうだったからな。分かるよ。
ただな、20年後のお前は週に3回、病院に通っているぞ。
65歳にもなって友達はみんな、そろそろ残りの人生をどうやって楽しもうか考えている時にだ。
1回につき4時間、静かにベットに寝っ転がって人工透析。
腎臓が悪いんだ。「余命」なんて言葉も聞かされたんだぜ。
たまったもんじゃないよな、まったく。
症状が出たのは60歳だった。その時にはもう手遅れ。
まぁ、それでも何とか生きてるよ。
できることなら、20年前の俺に伝えたい。
悪いことは言わないから、とっとと病院に行ってこい。
ちゃんと治療してもらえって。

『私の過去は変えられない。あなたの未来は変えられる。』

・兵庫県ホームページ糖尿病性腎症重症化予防に係る取組について
※二次元コードは本紙P.16をご覧下さい。

まずは健診を受けて自分の血糖値を確認しましょう。そして、数値に異常があった場合は、自覚症状がなくても放置しないで必ず医療機関を受診するとともに、糖尿病と診断された場合は自己判断で治療を中断せず、定期的な受診で重症化を予防しましょう。
太子町では、7月12日金まで集団健診の申込を受付中です。広報6月号に添付の申込書、もしくは電話にて申し込みください。
適切な健診・医療受診と併せて、食事や運動などの生活習慣を見直していくことで、これからも長く自分の好きなことを続けていきましょう。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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