しそうトピックス(2)

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■伊和高校の梅原さん　カヌー競技でインターハイ出場「入賞めざす」
伊和高校3年の梅原歌月(かづき)さんが6月2日、音水湖カヌー競技場で開かれた「第68回兵庫県高等学校総合体育大会」カヌー競技で優勝し、全国への切符を手にしました。同競技の全国大会は8月6日から大分県で開催されます。
梅原さんは「出場が決まりうれしい。練習の成果を発揮し入賞をめざしたい」と意気込みます。
また、梅原さんは6月30日に同競技場で開かれた「第78回国民スポーツ大会近畿ブロック大会」カヌースプリントの部に兵庫県代表として出場し優勝を飾りました。10月に佐賀県で開催される「第78回国民スポーツ大会」に出場します。

■45年前の卒業生が学食運営　山崎高校に“39(サンキュー)食堂”オープン
昨年12月に運営者の撤退で休業していた山崎高校の食堂が新装オープンしました。運営するのは45年前の同校の卒業生11人で、休業を知ったメンバーの一人が生徒の憩いの場となる食堂を復活させたいと当時のクラスメイトに呼びかけ、学校側とも協議を重ねて再開が決まりました。
食堂は当時のクラス3年9組にちなみ「39(サンキュー)食堂」と名付けられ、カレーやラーメンなどのほか、生徒が飽きないよう日替わり定食を500円で提供。昼休みになると食堂は訪れる生徒でいっぱいになります。
39食堂代表の杉元千穂さんは「この食堂が生徒の思い出の一つになれば」と話しました。

■収穫したイチゴで初の料理体験　はりま一宮こども園児らがジャム作りに挑戦
はりま一宮こども園の園児15人が収穫したイチゴを使ってジャム作りに挑戦しました。園児らは山崎町のイチゴ農園「イチゴベース」を訪れ、ジャムにあったイチゴの見分け方や摘み取り方を教わり、摘みたての味を堪能した後、材料として使う分量を協力して収穫。園にもち帰ったイチゴは一つずつ丁寧に洗い、砂糖と一緒に鍋で煮込んでとろみが出るまで交代しながらお玉で混ぜました。
園児らにとって初めての料理体験でしたが、完成したジャムをクラッカーに乗せて口に運ぶと、「自分で作ったからおいしい」とジャムの出来上がり具合に満足そうでした。

■「未来の子どもたちに継承したい」波賀森林鉄道の線路跡が推薦産業遺産に
昭和43年の廃線まで大正時代から波賀町で木材輸送を担った波賀森林鉄道の線路跡などがこのほど、産業遺産学会(東京都)の推薦産業遺産に認定されました。
産業の発展に貢献した歴史的な施設や構造物などを同学会が独自に認定するもので、今も波賀町の山中に残る当時の鉄橋や隧道などの線路跡のほか、その保全や活用に取り組む地元の住民グループ「波賀元気づくりネットワーク協議会」の活動が評価されました。
6月8日に姫路市で開かれた同学会の総会で認定書を受け取った同協議会の松本貞人会長は「森林鉄道を未来の子どもたちに伝えていきたい」と話しました。

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