※宝塚市政マンガ広報について、本紙をご覧ください。
「不登校」と一口にいっても、学校に行き渋る前兆期から社会生活への復帰期まで、時期によって子どもの心の状態は大きく異なり、推奨されるサポートも変わります。子どもや保護者だけで抱え込まず、分からないこと、困ったことはいつでも相談してください。
■学校以外の学びの場
◆教育支援センター
職員や同世代、学生ボランティアとの関わりや体験を通じて、自分らしく人間関係を構築する力や、自分と向き合い社会とつながる力を身に付ける、市教育委員会の施設です。
◆県立施設
自然、人、地域と触れ合い、集団の中で規則正しい生活を送ることで、学校への復帰や社会的自立を目指します。
県内には朝来市・神戸市西区・宍粟市の3カ所に施設があります。
食事代、教材費など費用が発生します。
◆フリースクールなど
NPO法人やボランティア団体が運営する民間の教育機関で、営業時間や料金、教育方針などはそれぞれ異なります。
「出席扱い制度」の利用には在籍している学校長の判断が必要なため、まずは学校へご相談ください。
■相談窓口
◆教育委員会
◇教育支援センター
センター内の教室に通っている子どもはもちろん、市内で不登校に悩む保護者や子どもの相談を受け付けています。
◇教育相談
教育相談員(臨床心理士)がその子に合った心理的支援を行います。電話相談は平日9時~17時半、来所相談は事前予約が必要です。
◆学校
学級担任や校長をはじめ、公認心理師など心の専門家であるスクールカウンセラーや、社会福祉士といった福祉の専門家のスクールソーシャルワーカーなどが相談に乗ります(専門家への相談は、事前予約が必要です)。
不登校支援の詳細は市HPをご覧ください。また、市社会福祉協議会で、不登校の子どもと親の居場所をまとめたパンフレットを配布しています。
問合せ:教育委員会 不登校相談担当
【電話】87・1718【FAX】85・2282
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