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〔Column〕おとなも子どもも食と育つ

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兵庫県川西市

■学校給食は生きた教材
学校給食で食育推進食の知識を身に付けるきっかけに

市の学校給食は、小・特別支援学校は校内に調理場を持つ単独校方式、中学校は全校分を1カ所で作る共同調理場方式(センター方式)で実施しています。
献立は小・特別支援学校と中学校のそれぞれで統一。市では和食を中心とした米飯給食を推進する献立を栄養教諭が考えています。
給食の時間は児童生徒にとって楽しみな時間であり、学習指導要領で学級活動に位置付けられた、学びの時間でもあります。その教材となる献立は、学校給食の目標や食育の観点を踏まえて、食の知識や将来の健康につながる食習慣を身に付けられるように、できる限り身近で採れた旬の食材を使っています。
また、教科学習と関連付けた献立を取り入れることにも力を入れています。郷土料理は、料理のいわれや食べ継がれた理由に、その土地の歴史や地理、気候が深く関係することがあります。教科での学びが、給食として目の前に現れることで「生きた教材」となり、多方面の学びにつながるよう考えています。
さらに、献立が児童生徒にとってよりよい教材となるよう、小・特別支援学校では「ちょっとひとこと」、中学校では「ちょこっと食育ガイド」で食に関する知識を発信するなど、各学校で食育をすすめています。

問合せ:給食課
【電話】072-740-1243

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