■絵本で絆を深める
絵本の読み聞かせは赤ちゃんの心身の発達に効果的温かい時間を過ごしてみませんか
市では「こんにちは赤ちゃん訪問事業」で、生後4カ月までの赤ちゃんがいる家庭を全て訪問。子育て支援に関する情報を届けたり、子育ての不安などを聞いたりしています。
その中で「どんな遊びをしてあげたらいいですか」という質問を受けます。わが子と触れ合い、心身の発達を促すには、何をすればよいか悩むようです。おすすめは「絵本の読み聞かせ」。赤ちゃんにとって絵本は言葉を学ぶ以上に、保護者の声を聞きながら過ごすための大切なコミュニケーションツールです。
絵本の読み方に決まりはありません。赤ちゃんと一緒に寝転んだり、赤ちゃんを膝に座らせてあげたりしてもいいでしょう。初めから順番通りに読まなくても、書いてある文字通りに読まなくても構いません。赤ちゃんが絵本に興味を持っていなくても、保護者が楽しんでいることが伝われば大丈夫です。
一緒に絵本を楽しむ時間をつくることで、赤ちゃんは愛情やぬくもりを感じられます。親子の絆づくりができ、心の安定が育まれるため、成長が促されるのです。
「こんにちは赤ちゃん訪問」では、訪問時に絵本をプレゼントしています。「プレゼントしてもらった絵本が大好きでボロボロになっています」という話を聞くとうれしくなります。絵本を遊びの一つとして活用してみてはいかがでしょうか。
今月の担当は…
問合せ:こども若者相談センター
【電話】072-740-1248
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