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令和6年度 施政方針と予算案

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兵庫県川西市


第1回市議会(定例会)で、越田市長が6年度の市政運営の考え方などについて話しましたまた、6年度予算案を議会に提出ここでは、その概要を紹介します

 

(1)市制施行70年を契機とした市制100周年である30年後を見据えたまちづくり
(2)学校教育環境の充実
(3)市制施行70周年記念事業の展開
(4)北部地域のまちづくりの展開
(5)持続可能なまちづくりに向けた財源確保

■6年度の施政方針
○笑顔つづくミライに向けて
「笑顔つづくミライへ。」。市制施行70年を迎える川西市が、30年後の未来を見据えたまちづくりを行うためのメッセージです。
今から70年前に人口約3万3000人のまちとしてスタートした川西市は、昭和40年代から住宅都市として急成長を遂げ、最盛期には人口16万人のまちへと成長しました。
平成21年をピークに人口は減少していますが、豊かな自然と大阪へのアクセスの良さは住宅都市としての魅力を高め、平成30年~令和4年には、0~9歳の子どもと30歳代の子育て世代で転入者が転出者を上回っており、子育て世帯に選ばれる自治体の一つとなっています。
一方で、50年以上前にニュータウンを形成した住宅都市の宿命として、住民の高齢化による社会保障費の増加、公共施設などの老朽化による維持管理や更新などの財政負担の増加が見込まれます。
これまでのまちづくりは、右肩上がりの発展を前提としていました。これからは人口減少という厳しい現実を直視し、持続可能な社会をつくっていくことが、今を生きる私たちに課せられた未来への責任だと考えています。

○令和6年度の予算編成と重点施策
第6次総合計画では、めざす都市像を「心地よさ息づくまち川西」にしました。住宅都市としての高い価値を大切にしながら、子育てや教育、働く場所などの新たな価値をかけあわせ、市民の日常生活で感じる幸せ、心地よさを大切にしたまちづくりを進めます。
《学校教育環境の充実》
令和5年に策定し、持続可能な行財政体質を構築するための新時代創造プランでは、新規・拡充事業実施のための一般財源の半分を子どもや教育施策に充当。総合計画の「まず、子どもの幸せから始める」という基本姿勢を念頭に予算を編成しました。
校内サポートルームの支援員の拡充や全市立中学校での放課後無料学習支援、市立小・中学校の体育館に空調を整備するための設計を行います。
《市制施行70周年記念事業の展開》
市制施行70年を単に祝うだけではなく、30年後を見据えて取り組みます。
30年後の市民に歌い継がれる新しい歌を市民とともに制作。川西市出身でシンガーソングライターの植村花菜さんによる記念コンサートを開催します。また、川西市出身で水中写真家の鍵井靖章さんによる「かわにしまるごと水族館」を実施します。
さらに、市内各地でアニバーサリーイベントを開催。また、官民協働で、アステ川西内の広場を新たなコミュニティパークへリニューアルします。
《北部地域のまちづくりの展開》
未来を見据え、北部地域のまちづくりを大きく前に進める1年にします。
北部地域のまちづくり方針に基づいて、市立川西病院跡地への福祉複合施設誘致のための建物の解体、新たな北部地域の救急・災害拠点整備の準備を進めます。
《持続可能なまちづくりに向けた財源確保》
未来を見据えて事業を継続的に行うには、財源確保が重要です。健全な財政なくして、持続可能なまちづくりはありません。
今後も、新たな施策を行う財源を生み出すために、事業の効率化や見直し、新たな財源確保などに取り組んでいきます。

●施政方針全文はこちらから
施政方針の全文は市役所2階の市政情報コーナーか市ホームページへ。

問合せ:財政課
【電話】072-740-1130

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