新しい「総合計画」がスタート まちの「心地よさ」をいつまでも(3)

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■これから8年間でめざすまちの姿
めざす都市像の実現に向けた取り組みの方向性をイメージしやすいよう、川西の強みを生かす5つの柱(分野別目標)を中心に、新たな川西をつくる施策を進めていきます。また、今後8年間のまちづくりの成果を総合的に測るため、「3つの指標」を設定しています。
左記の「市民とともにめざす未来像」はほんの一例です。「私たちが大切にしたい思い(5ページ記載)」と共に、川西のミライのために一緒に歩んでいきましょう。

(1)人が豊かに育つ川西の実現
子どもたちの幸せや笑顔は、世代を超えたにぎわいを生み、多くの人を幸せにする力があります。
まず、子どもたちに笑顔(幸せ)になってほしいという思いの下、子ども・教育に関する取り組みから始めます。
また、今まで以上に多様な人が活躍できるよう、個人の成長と地域社会の発展や、学びと活動の好循環を生み出すことで、誰もが豊かに育つことのできる川西をめざします。

(2)にぎわいが生まれる川西の実現
地域で働き、豊かな暮らしを実現するため、商業・工業・農業の持続性の向上と活性化を図るよう、「働きたい・活動したい・住み続けたい」と思える場づくりや、起業支援、民間企業などとの連携に取り組みます。
また、地域資源を生かしたイメージの向上や観光交流などで、市民には「住み続けたい、帰ってきたい」、市外の人には「訪れたい」と思えるような、にぎわいが生まれる川西をめざします。

(3)安全安心を備えた川西の実現
子どもから高齢者まで、障がいがある人もない人も、居場所があることや、自分の力を発揮できる場所があることは幸せを実感する上で重要なことです。そのため、市民が将来にわたって住み慣れた地域で自分らしく、安心して暮らせるように取り組みます。
併せて、多発する大規模災害や巧妙な犯罪、社会情勢の変化などに対応し、安全で安心して暮らせる川西をめざします。

(4)快適な環境で暮らせる川西の実現
川西は緑豊かな環境と利便性を併せて持っていることが特徴です。まちの特徴を大切にするため、自然や文化、生物多様性の理解を深め、守り、育み、愛着が持てる取り組みを進めます。
また、少子高齢化の進行など、環境は大きく変化していくことから、既存の都市基盤を有効活用しながら、民間活力などで新たな魅力や価値を加え、持続可能で生活の質の高い、快適な環境で暮らせる川西をめざします。

(5)変革の歩みを止めない川西の実現
多様化する行政ニーズに対応するため、限られた経営資源を活用した施策の実施や、事務事業の見直し、ICT(情報通信技術)化を進めます。
また、市民が必要とする情報や、市が知って欲しい情報を効果的に伝える取り組みなどで、市民などが力を発揮できる仕組みをつくります。
加えて、変化に対応できる組織体制の構築や、職員の人材育成に努め、変革の歩みを止めない川西をめざします。

問い合わせ：企画政策課
【電話】072-740-1120