〔Column〕おとなも子どもも食と育つ

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■オーラルフレイルを予防するために
◆早期発見・対応と食事・運動習慣が大切
食べること(食べ物をかんで飲み込むこと)は、栄養を体の中に送り込むための大切な動作です。近年、舌や口の筋力の弱い人が増えていると言われています。
口の機能が衰えてくることを、「オーラルフレイル(口の虚弱)」と言います。放置するとかむ力や飲み込みが悪くなる、滑舌が悪くなるなどの影響が出やすくなると言われていますが、早期発見・早期対応をすることで改善されます。

○オーラルフレイル予防のために
(1)かかりつけ歯科医を持ち、定期健診を受ける
むし歯や歯周病などの早期発見・早期治療で、かむ力を維持できます。
(2)いろいろな食べ物を正しい動作でよくかんで食べる
足底を床に付け、前歯で食べ物をかじりとり、口を閉じたまま、奥歯ですりつぶし、舌で食べ物をまとめて飲み込む。この一連の動作で、口の機能全体を使えます。また、さまざまな形や硬さの食べ物を食べることで、より口の機能を使うことにつながります。
(3)口の周りの筋肉を動かす
口遊び(紙風船、吹き戻し、風車回し)や口の体操、外遊び、散歩、会話などで口の筋力増進ができます。
(1)～(3)を毎日意識しながら、いつまでも元気で過ごせるように心掛けましょう。

問合せ：保健センター
【電話】072-758-4721