◆人生を豊かに~非認知能力を育てる~
みなさんは非認知能力という言葉を耳にされたことがありますか?テストの点数や検査で数値化できない非認知能力が、現在注目されています。
非認知能力とは様々な定義がありますが、(1)目標を達成する力(興味をもってやり抜く力)(2)他者と協働する力(コミュニケーション能力や協調性)(3)感情をコントロールする力(感情的にならずに自分を律する力)などが挙げられています。
近年は、国際情勢の目まぐるしい変化やAIの進化などにより全く先の読めない時代になっています。これからの時代を生き抜くためには、学力や学歴だけではない非認知能力が特に重要になってきます。
では、どうしたら非認知能力が育つのでしょうか?様々な考え方があるとは思いますが、「テストでいい点が取れたからいい子」というような条件付きで子どもを認めるのではなく、上手くいってもいかなくても、子どもの存在そのものを受け入れ、無条件に認めることが大切ではないでしょうか。毎日仕事や家事、育児に追われ心底疲れてしまうこともありますが、何気ないふとした瞬間に子どもを愛おしく感じることはありませんか?親や周囲の人々から十分に可愛がられた子どもは心が安定し、自分や他者を信じることができます。自信を得た子どもは物事に対してポジティブな姿勢を保つことができるため、非認知能力を高めていくことができます。
ちなみに、非認知能力は、子どもだけではなく大人も鍛えることができると言われています。人生を豊かに生き抜くために、この非認知能力を高めていきたいですね。
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