令和6年度新温泉町施政方針 人と自然を生かし、未来へつなぐまちづくり

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私たちのまちは、日本海の形成を物語る壮大な山陰海岸、緑の山河、日本有数の温泉など豊かな自然に恵まれ、自然と共生しながら文化を育んできました。
私たちは、先人たちのたゆまぬ努力に学び、恩愛の精神で絆を深め、夢と温もりのあるまちづくりをめざし、次の町民憲章を定めています。

一、多くの人と交流し、一人ひとりが大切にされるまちをつくります。
一、支えあいの輪を広げ、笑顔とやすらぎのあるまちをつくります。
一、豊かな資源と産業をいかし、人が輝く元気なまちをつくります。
一、ふるさとを愛し、地域の宝を守り育てるまちをつくります。
一、みんなで参加・行動し、夢がふくらむまちをつくります。

この町民憲章をまちづくりの基本理念とし町民の皆様や来町される皆様に信頼されるまちづくりを目指します。
新温泉町長　西村銀三

自然豊かな新温泉町を象徴するシンボルとして、町の花、木、鳥を制定しています。親しみと愛着を持っていただけるようご紹介します。

町の花：サクラ
町の花：ササユリ
町の木：クロマツ
町の木：モミジ
町の鳥：イワツバメ
町の鳥：ウグイス

新型コロナウイルス感染症が昨年5月に5類に移行したことから、約3年間続いた生活の規制が緩和されました。ようやくコロナ前の日常が戻り始め、各種イベントや地域の行事も再開されて町に賑わいが戻ってきました。コロナ禍前のような町全体の活性化に向けて、スピード感をもって諸施策を進めます。
国では現在、少子化を直面する最大の危機としており、子育て支援策の強化を進めています。その他には地域活性化や温暖化対策などの環境問題、デジタル社会の実現などを課題として、その解決に向けた政策を行っています。本町におきましても、人口減少が最大の課題であります。婚姻、出産、子育て環境の充実など人口増につながる施策に一層の力を入れていきたいと考えています。子育て支援の一つとして、浜坂地域の認定こども園については子どもたちがより元気で楽しく過ごせるためにも一日も早く耐震改修、新築整備を行えるように皆様のご理解をいただきながら進めていきたいと思います。
また、高齢者の支援、バス・JR等の交通問題、働く場所の確保と創出、グループホームの新設など多くの課題の解決に向けて積極的に取り組みます。ふるさと納税は地域経済の活性化や学校給食の無償化の財源となる大きな役割を持っております。目標を4億円として積極的なPRを展開したいと思います。
(施政方針の要旨から抜粋)