■湯村温泉まつり
6月2日、湯村温泉街で湯村温泉まつり」が開催されました。
祭りは湯村温泉の開祖である慈覚大師に感謝する法要で幕を開けました。あいにくの雨でしたが、子ども樽みこしやステージイベントが行われ、大勢の人でにぎわいました。
午後からは次第に雨が止み、名物の大菖蒲綱引きでは晴天の下で大きな掛け声が響き渡りました。4分以上続く真剣勝負の結果、下組の勝利となりました。
■久谷で菖蒲綱引き
6月5日、国の重要無形文化財に指定されている「但馬久谷の菖蒲綱引き」が久谷区で行われました。
保存会の会員と住民がショウブやススキなどを編み込み、長さ20メートル、直径30センチの大縄を2本準備しました。
綱引きは夜に開始し、約300名が集まりました。参加者たちははっぴを纏い、子ども組と大人組に分かれて大綱を引き合いました。勝負は5回行われ、子ども組が3勝し勝利となりました。
■照来小学校150周年
照来小学校が150周年を迎え、6月2日に同校体育館で記念式典が開催されました。会場には卒業生や地域住民など約260名が集まり、150年の歴史を振り返るとともに、未来への更なる飛躍を誓いました。
式典では、飯野出身でNTT西日本(株)相談役の村尾和俊氏による記念講演のほか、郷土芸能「丹土はねそ踊」の披露や、小学校と地域の歴史を懐かしい写真で振り返るスライドショーが行われました。
■麒麟獅子マラソン大会
5月26日、第37回麒麟獅子マラソン大会が開催されました。全国各地から2,187名が申込み、快晴の下で自然豊かなコースを走り抜けました。
沿道にはももいろクロおばあZが駆け付け、駆け抜けるランナーを声援やダンスで応援しました。
レース後には5年ぶりにいわし団子汁が振舞われました。テント前には長蛇の列ができ、優しい味が疲れた体に染み渡りました。
麒麟獅子舞も披露され、ランナーをはじめ大勢の人が美しい舞に見入っていました。
■百歳おめでとう
町内で2名の方が百歳を迎えられ、それぞれの方に祝品と花束の贈呈を行いました。
6月15日に百歳を迎えられた小西惣治さん(浜坂)は、9人兄弟の8番目として生まれ、孫は2人、ひ孫は6人いるとのこと。食事は腹八分目で、アルコール類は殆ど飲まないことが健康の秘訣だそうです。
5月28日に百歳を迎えられた杉岡夫さん(丹土)は、5人兄弟の長男で、現在は息子さんご夫婦と3人で暮らしているとのこと。嫌いな食べ物はなく何でも食べるそうで、「まだまだ元気に生きたい」と心境を述べられました。
■トライやる・ウィーク
6月3日から7日までの5日間、町内2中学校の2年生91名が「トライやる・ウィーク」に参加し、町内の37事業所で様々な体験活動に挑戦しました。
「トライやる・ウィーク」は中学生が職場体験などを通して働く意義や楽しさを知り、自分なりの生き方や将来を考えることを目的に毎年実施されています。
■食文化歴史体験~ふるさと劇場~
5月18日、食文化と歴史体験事業として「ふるさと劇場」が行われました。日本だけでなく、インドネシア、台湾、アメリカ、ニュージーランドといった様々な国からの参加者が交流し、ちくわの食べ比べや牧場公園の散策などを通して町の魅力を体験しました。その後、新温泉町の新たなイベントを考えるワークショップを行いました。町の食材で多国籍料理を作る、子ども教室でそば打ち体験を行うなど様々なアイディアが生まれました。参加者からは「ちくわや、じゃぶが美味しすぎた」「とっても魅力的な事業だった」と大好評でした。
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