●冬季うつを予防しましょう
「冬季うつ」の発症のメカニズムは「日照時間」と関連しているといわれています。日光を浴びると脳の中で心を安定させるセロトニンという物質が分泌されます。冬は日照時間が短くなるため、この分泌が減り、精神に影響を及ぼします。
特に高齢者には多い冬季うつの症状をよく知って、下記のように心掛けましょう。
▽冬季うつと一般的なうつ病との違い
冬を迎えるとなんとなく気分が沈みがちで、疲れやすい
朝がなかなか起きられない
秋から冬にかけて、毎年こんな感じ
それ…「冬季うつ」かも?
▽冬季うつ予防のポイント 体内時計を整える
(1)日の光を浴びる
日光浴が難しい場合、部屋の照明を明るくするだけでも違います。
(2)バランスの良い食事
穀類や豆類、肉や魚などいろいろな食品をバランスよく取り入れるようにしましょう。
(3)軽い運動
家事などで体を動かす機会を増やしてみましょう。
(4)地域活動に参加する
地域活動に参加することで外出の機会が増え、地域の人とコミニュケーションをとることができます。精神面にも良い影響を与えます。
冬季うつは高齢者がかかりやすい病気です。冬季うつになると、うつによる認知機能低下によって認知症につながることもあります。上記のポイントをおさえて毎日の生活をはつらつと過ごせるよう心掛けましょう。
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