●認知症を予防しよう
▽認知症は誰もがなる可能性がある病気です
認知症とわかっても、認知機能を向上させたり、進行を遅らせるような生活をすることが大切だと言われています。
また、認知症の人も自らの工夫や周囲のサポート・心構えなどによって、できるだけ今までどおりに「自分らしく生きる」ことが可能になってきています。
▽生活習慣改善で認知症予防
生活習慣の改善で、認知症になる時期を遅らせることが可能です。急に認知症になるものではありません。認知症は、認知機能が徐々に低下して、さまざまな症状があらわれ、生活に支障が出ている状態をいいます。例えば、「アルツハイマー型認知症」は、20年くらいかけて脳内に老廃物が溜まりゆっくりと進行すると考えられています。また、生活習慣病も認知症になるリスクを高めます。良い生活習慣で、老廃物の蓄積を予防しましょう。
▽よい生活習慣は脳にもよい
生活習慣を改善することで脳の老廃物を溜まりにくくするだけでなく、動脈硬化を予防するとともに、脳の働きを活性化させること(新しい回路がうまれる)ができると言われています。
▽認知症予防のポイント
(1)運動
有酸素運動(ウォーキング、水泳、ヨガなど)で血液循環を良くし、効果的な運動をしましょう。ポイントは、楽しみながら、無理せず、水分補給も忘れずに。
(2)休養
生活リズムを整え、良質な睡眠を心掛けましょう。30分以内の昼寝も脳を休めることができるため効果的です。
(3)栄養
魚や野菜・果物を積極的に取りましょう。食べすぎに注意し、バランスのよい食事を心掛けましょう。
(4)社会活動
お出かけしたり、人と話したり、いろいろなことにチャレンジしましょう。笑うとドーパミンという神経伝達物質が出て、脳が活性化します。
認知症予防のためにも楽しく、はつらつと過ごしましょう。
問合せ:
ふくし相談支援課【電話】672-6125
生野地域包括支援センター【電話】670-5202
<この記事についてアンケートにご協力ください。>