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[特集]KOBE2024世界パラ陸上開催!(1)

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兵庫県神戸市 クリエイティブ・コモンズ

日時:5月17日(金)~5月25日(土)
場所:神戸総合運動公園ユニバー記念競技場

約100の国と地域から、約1,300人のアスリートが参加する「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会(以下、世界パラ陸上)」が、東アジアで初めて神戸で開催!
世界最高峰の熱い戦いを詳しく紹介します。

■神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会 組織委員会会長 増田明美
阪神・淡路大震災が起きた神戸で、このパラアスリートの祭典を開催することに大きな意義があります。困難を乗り越える力を神戸から世界へ届けましょう。

■共生社会を神戸から!
「世界パラ陸上」開催に向け、選手や観客の皆さんを迎える準備を進めています。
多様性を認め、垣根を越えて人と人、人と社会がつながり、助け合うインクルーシブな社会(共生社会)は、市民の皆さんの暮らしやすさにもつながります。

◇ガイド役との協力戦
視覚障がい選手のサポート役として、トラック競技でテザー(ロープ)を介して導く「ガイドランナー」や、走り幅跳びなどで助走のスタートラインまで選手を誘導する「エスコート」、踏切位置を教える「コーラー」がいます。個人競技に見えてチーム力が試される側面も!

◇共に生きることを学ぶ「パラレゾ」
「パラレゾ」とはパラスポーツ×レゾナンス(共鳴)の造語で、パラスポーツを通して、個人の違いを認め、誰もが活躍できる共生社会の実現に向けた学びのプログラムの総称です。パラアスリートやガイドランナーを講師に、パラスポーツを体験したり、障がい者とのコミュニケーションを学んだりする場を、市内の学校や地域で開催しています。

◇会場・駅のバリアフリー化
会場となるユニバー記念競技場では、スロープの拡幅や車いすトイレを増設しました。会場への公共交通手段となる市営地下鉄西神・山手、北神線では、全駅でホームと車両の段差を無くす工事やホーム柵の設置を行いました。世界各国から訪れる選手や観客の皆さんに、快適に過ごしてもらえるよう、準備を進めています。

■「世界パラ陸上」のここがスゴイ」!
“パラリンピックの父”とされるグットマン医師の「失ったものを数えるな、残されたものを最大限生かせ」という言葉。自らの障がいと向き合い、磨き抜いた技と体で限界に挑む姿は、迫力満点です。

◇世界的スーパースターが集結!
走り幅跳びで「ブレードジャンパー」の異名を持つマルクス・レーム選手(ドイツ)の跳躍は、前人未踏の9mの壁を神戸で打ち破るかもしれません。世界新記録を狙う福永凌太選手やハナ・コックロフト選手(イギリス)など、注目選手が多数出場予定。

◇体と道具の融合
車いすや義手、義足などの道具をまるで体の一部であるかのように使いこなす姿など、細部に注目するとそのすごさがより伝わります。

◇「これぞ、パラ陸上」を感じるユニバーサルリレー
視覚障がい、切断・機能障がい(立位)、脳原性まひ(立位)、車いすの走者が「タッチ」でつなぐ男女混合リレー。総合力とチームワークが問われ、チームの威信をかけた競り合いは迫力満点!

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