文字サイズ
自治体の皆さまへ

保健・医療・福祉のサポートネットワーク ケアステーションかんざきだより

16/27

兵庫県神河町

■子どもの目を見て話していますか?
スマホの画面を見ながら、子どもと会話していませんか?言葉のやり取り自体は成立しているので、コミュニケーションに問題があるとは感じないかもしれません。
しかし、子どもの目を見て話すことは、親子の関係を深めたり、子どもの健全な発達を促進する重要な鍵となっています。その役割について、3つの視点をあげます。(1)情緒的な安定を図る:子どもは親と目を合わせることで、親の関心や愛情を感じることができます。これによって、子どもは自分が大切にされていると感じ、情緒的に安定します。(2)言語発達の促進:子どもは親の目を見て話すことで、言葉の意味や使い方を学びやすくなります。(3)社会的スキルの向上:親と目を合わせることで、子どもは相手の感情や意図を読み取る能力を養います。
では、親として、どのようなことを心がければよいのでしょうか?(1)忙しい日常の中、短時間でも構わないので、意識的に子どもの目を見て話す時間を作りましょう。特に、朝の挨拶や食事の時、就寝前の会話など、スマホを置いてしっかり子どもだけに向き合ってください。(2)小さな子どもは注意が散りやすいので、まず名前を呼んで注意を引き、その後に目を見て話しかけるようにしましょう。そうすると、子どもは親の話に集中しやすくなります。(3)子どもが嬉しい時や悲しい時には、その感情に寄り添い視線を通じて共感を示しましょう。自分の感情を表現することに自信を持つことができます。
今回、子どもの目を見て話すということを取り上げました。これは単純でごく当たり前のことですが、子どもの発達に大きな影響を与えます。子育ての忙しい中でも、豊かな親子関係を築くために、ぜひ頭の片隅に置いて子どもとの時間を楽しんでください。

【電話】32-1910

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU