町では、高齢者の福祉・介護の基本方針となる「稲美町高齢者福祉計画・介護保険事業計画」を3年ごとに見直しています
高齢者福祉計画は、高齢者が住みなれた地域でいきいきと暮らせるよう、生きがいづくりと健康づくり、保健福祉サービスなど、町が取り組む施策をまとめた計画です。
また、介護保険事業計画は、介護保険制度に関する具体的な施策をまとめた計画で、介護事業所の整備方針や介護保険料などを決めています。
これらの計画は、社会情勢の変化や高齢者人口、要介護・要支援認定者の推移、介護保険サービス見込量などを考慮しながら3年ごとに見直しています。稲美町においても、保健・医療・福祉分野の専門家や、公募による委員などで構成される連絡会で審議をおこない、計画を作りました。
今回の計画では、団塊世代が後期高齢者に達する令和7年を迎えるにあたり、これまでの取り組みを継続しつつ、団塊ジュニア世代が高齢期を迎える令和22年に向けて、中長期的な視点を持って、「地域包括ケアシステム」の更なる推進に取り組みます。
(1)介護予防事業の充実
介護予防事業と保健事業を一体的に実施し、後期高齢者の健康維持・フレイル予防に努めます。
(2)介護医療院の開設
長期にわたり療養が必要である人に対し、「医療ケア」「介護サービス」「生活の場」を一体的に提供できる介護医療院の整備・開設を目指します。
■65歳以上の人の介護保険料の基準額は月額5,100円となります。
65歳以上の人の介護保険料は今後3年間で必要と見込まれる介護保険サービスに係る費用を基に算出します。
今後、後期高齢者の増加に伴い、要介護・要支援認定者の増加を見据え、介護保険サービス見込量が増加すると見込んでいますが、町準備基金を取り崩し、保険料の上昇を抑えた結果、令和6~8年度の保険料基準月額は5,100円(第8期から300円増)となりました。
詳しくは、町ホームページをご覧ください。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。
問合せ:健康福祉課介護保険係
【電話】492-9139
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