大雨や台風の季節を迎えました。
円山川の下流に位置する豊岡盆地周辺は、緩やかな勾配のため、氾濫が起こりやすい地形です。
一方、山間部には、がけ崩れ、地すべり、土石流などが予想される区域に人家が多数存在しています。
昨年8月には台風第7号の接近に伴い、5年ぶりに豊岡市災害対策本部を設置しました。市内では土砂崩れや冠水が起こり、人的被害や床上、床下浸水などの被害が発生しました。
風水害での被害を最小限に抑えるため「自分たちの命は自分たちで守る」という心構えのもと、日ごろから家族で避難行動を十分に確認してください。
◆自宅の災害リスクを確認
◇事前に避難先を決めておこう
「避難」とは、災害から命を守る行動です。市の指定緊急避難場所に行くことだけが避難ではありません。知人や親戚の家、ホテルや職場・車中泊などさまざまな避難先があります。下の図を参考にして、防災マップで想定される自宅の災害リスクを確認し、事前にどこに避難するかを具体的に家族で決めておきましょう。
▽避難先の考え方
◇事前に避難するタイミングを決めておこう
災害の被害を最小限に抑えるため、下の図を参考にして、避難先への避難を開始するタイミングを、事前に家族で確認しておきましょう。
▽ご自身または一緒に避難する方は避難に時間がかかりますか?
[はい]➡(警戒レベル3)高齢者等避難が出たら避難開始
[いいえ]➡(警戒レベル4)避難指示が出たら避難開始
市からの避難情報にかかわらず、雨の降り方から危険を感じたら早めに避難しましょう
高齢者の方、避難に時間を要する方は、早めの避難を心掛けましょう
問合せ:危機管理課
【電話】23-1111
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