■まちの課題を自分ごととして考える 自分ごと化会議を開催
7月7日、豊岡稽古堂で第1回自分ごと化会議を開催し、無作為抽出された市民の中から16人が参加しました。
会議のテーマは「バス交通をリデザインする ~誰もが気軽に移動できる地域を共に考える~」です。市職員が路線バスなどの現状と課題を説明し、それに対してどうすればより良くなるのかを考えました。
参加者からは「介護施設等の送迎車両の空き座席などを上手く活用できないか」「スクールバスに一般客が同乗できないか」「チクタクのように運転ができる市民をドライバーとして登用できないか」などの意見が出ました。
9月1日には、第2回会議を開催します。
問合せ:DX・行財政改革推進課
【電話】21-9146
■小学校の水泳授業で民間などのプール施設を利用
市内の小学校に、屋外プールを整備しています。近年、猛暑や急激な天候の変化などにより、計画通りに授業が実施できないことが増えてきています。また、プールの維持管理にかかる教職員の負担や、今後予想される老朽化による大規模改修などに要するコストも大きな課題となっています。
そのため、2024年度から、民間など外部施設のプールでの水泳授業に順次切り替えを進めています。
プール施設の指導者から指導を受けることにより、水泳技能の習得がより効果的にできるほか、見守りの目も増え、安全性の向上にもつながっています。
問合せ:教育総務課
【電話】23-1117
■オンライン申請の拡充 高校生通学バス定期補助事業
本市では、行政手続きのオンライン化サービスの拡充を進めています。7月から「豊岡市高校生通学バス定期補助事業」の事前申請について、書面での申請に加えてオンラインでの申請受付を開始しました。本事業は、本市在住の高校生等が通学に利用するバスの定期券の購入を補助するものです。
また、全但バス(株)が(株)ウェルネットと連携して提供するスマホ定期券を活用することで、補助金の交付申請から定期券の購入までをパソコンやスマホなどで24時間いつでも、どこでも、簡単に申請できるようになりました。
オンライン申請は、必須項目の入力漏れなどによる申請不備の減少や、職員の事務負担軽減にもつながることが期待されます。
問合せ:都市整備課
【電話】23-1712
■漫画家ひうらさとるさんの講演会 ~男女平等な家事とはなにか?~
6月16日、男女共同参画週間記念講演会(一般社団法人豊岡アートアクション共催)を市役所で開催し、134人が参加しました。
講師は、本市在住の漫画家、ひうらさとるさんで、7月からTBS火曜ドラマ枠で放送されている「西園寺さんは家事をしない」の著者です。「西園寺さんにおける男女平等な家事とはなにか?」と題し、執筆時の取材にまつわるエピソードや、ひうらさとるさんの家庭での役割分担なども話されました。
参加者は「ドラマのタイトルを見た時、西園寺さんは女性だと思いました。男性でもおかしくないのに『女性が家事をするもの』と無意識の思い込みがあったと気付きました」と話しており、他の参加者も大きくうなずいていました。
問合せ:多様性推進・ジェンダーギャップ対策課
【電話】21-9004
■新たに社会教育基本計画を策定
市の社会教育をより一層推進するため、市の社会教育のめざす姿や社会教育行政が果たす役割を示す「豊岡市社会教育基本計画」を新たに策定しました。基本理念には「学びや活動による『自分づくり・生きがいづくり・つながりづくり・まちづくり』の推進」を掲げています。
計画策定委員会委員長の清國祐二(きよくにゆうじ)さん(大分大学大学院教育学研究科教授)は「社会教育基本計画は、諸計画と連携を図りながら「ひと」と「まち」を豊かで幸せ(ウェルビーイングの状態)にしようとするものです。今回の理念が行政のみならず、まち全体に広がることを切に願っています」と話していました。
「社会教育」を基盤とした4つの「つくり」を進めるとともに、活力あるまちとなるよう学びや活動の「好循環」が生まれることをめざします
問合せ:社会教育課
【電話】24-8113
■主な市政の動き
《6月》
▽14日
・日本女子ソフトボールリーグ豊岡ラウンド(〜16日)
▽16日
・男女共同参画週間記念講演会
▽25日
・多様性推進・ジェンダーギャップ対策検討委員会の開催
・豊岡市地域交通会議
▽27日
・豊岡市社会教育基本計画を策定
《7月》
▽6日
・豊岡みらいチャレンジ塾2024第1回キックオフセミナー
▽7日
・第1回自分ごと化会議の開催
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