令和5年度決算(3)

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■財政状況
市の財政状況を分析するうえで用いられる指標には、次のようなものがあります。
(1)経常収支比率(普通会計ベース)
経常的な経費(人件費、公債費など)に経常的な収入(市税など)がどの程度充当されているかを表した指標です。この比率が低いほど、市が自由に使えるお金の割合が多く、市民の新しいニーズに応えていく余力があることを表します。
(2)実質公債費比率
市の借入金の返済額の大きさを、市の財政規模に対する割合で表した指標です。この比率が低いほど借入金返済の負担が小さいことを表します。
(3)将来負担比率
市の借入金など現在抱えている負債の大きさを、市の財政規模に対する割合で表した指標です。この比率が低いほど将来負担が少ないことを表します。

令和5年度決算に関する詳細は、市のホームページで公開しています。
・赤穂市ホームぺージ
【HP】https://www.city.ako.lg.jp/soumu/zaisei/2023kessan.html

■病院事業の決算
経営状況を表す収益的収支は、総収入82億3,310万円、総支出89億8,777万円で、7億5,467万円の純損失となりました。
資本的収支は、企業債などの収入8億9,096万円に対し、医療機器整備や企業債償還などの支出13億5,016万円となり、不足分の4億5,920万円は、一時借入金で措置しました。

◇収益的収支(消費税抜)

■介護老人保健施設事業の決算
経営状況を表す収益的収支は、総収入3億4,300万円、総支出3億3,750万円で、550万円の純利益となりました。
資本的収支は、一般会計出資金などの収入総額7,153万円に対し、建築改良工事などの支出7,534万円となり、不足分の381万円は、過年度分損益勘定留保資金で補てんしました。

◇収益的収支(消費税込)

■上下水道事業の決算
◆水道事業
経営状況を表す収益的収支は、総収入9億4,874万円、総支出9億2,795万円で、2,079万円の純利益となりました。
資本的収支は、企業債などの収入8,787万円に対し、建設改良工事などの支出3億7,624万円となり、不足分の2億8,837万円は、過年度分損益勘定留保資金等で補てんしました。

◇収益的収支(消費税抜)

◆下水道事業
経営状況を表す収益的収支は、総収入19億3,228万円、総支出20億3,610万円で、1億382万円の純損失となりました。
資本的収支は、企業債などの収入16億644万円に対し、整備工事などの支出が23億638万円となり、不足分の6億9,994万円は、過年度分損益勘定留保資金等で補てんしました。

◇収益的収支(消費税抜)