■災害時に活用できる食品の備蓄
災害によって物流機能が停止すると支援物資が届かないことや、スーパーマーケット等ですぐに食品が手に入らないことが予想されます。そのため、「最低3日分~1週間分×人数分」の食品を備蓄することが望ましいです。
▼備蓄しておきたい食品
▽たんぱく質を含む食品
肉や魚などの缶詰、丼やカレーなどのレトルト食品、フリーズドライ食品が備蓄しやすくおすすめです。
▽ビタミン・ミネラルを含む食品
日持ちする野菜類(イモ、玉ネギなど)や漬物、梅干し、乾物(海藻や切干大根など)、野菜ジュースは、災害時でも手軽に利用できます。
▼飲料水の確保
飲料水に必要な水は、1人あたり1日2リットルです。避難生活では、飲料水やトイレ数の不足から、水分摂取を控えがちになります。水分が不足すると疲れやすくなったり、頭痛、便秘、食欲の低下がおきやすくなったりします。
▼ローリングストック
保存の効く食品を賞味期限が切れるまでに定期的に消費して、食べた分だけ買い足すことで廃棄なく備蓄を行う方法を「ローリングストック」と言います。
災害時には、ストレスから食欲の低下がおきやすくなります。日常と同じものを食べると、安心感につながります。日頃から食べ慣れている食品をストックしておきましょう。
また、栄養バランスや使い勝手を考慮し、家族構成や健康状態にあった食品を選択することが大切です。
問合せ:健康医療課
(【電話】662・3167)
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