■ご存じですか?オーラルフレイル
〜お口の健康が全身の健康につながります〜
オーラルフレイルという言葉や意味をご存じですか?
令和4年度に実施した香美町健康づくり実態調査によると「オーラルフレイルの認知度」の割合は、言葉も意味も知っている人は17・6%、言葉は知っているが意味は知らない人は10・1%、言葉も意味も知らない人は68・3%でした。
◆オーラルフレイルとは
オーラルフレイル予防 お口(オーラル)の虚弱(フレイル)を表す言葉で、お口の機能が衰えてくることをいいます。
最近、次のような症状はないですか?
・自分の歯が少ない
・あごの力が弱い
・かたい物がかみにくい
・むせやすい
・食べこぼしがある
・口が乾きやすい
・口臭が気になる
・滑舌が悪くなってきた
このような「お口のささいな衰え」をいいます。
◆オーラルフレイルが全身機能の低下に関係する!
かたい物がかみにくくなると、やわらかい物ばかりを好んで食べるようになり、さらにかむ機能が低下します。ものをかめなくなることは、口腔機能の低下、食欲の低下に繋がります。
また、滑舌や口臭を気にして人との関わりを避けるようになることが心身機能の低下まで進行し、全身の健康に影響するおそれがあります。
◆オーラルフレイル予防
オーラルフレイルは、高齢者だけでなく成人であれば誰でも起こり得ます。日頃から「お口のささいな衰え」を見逃さず、早めに気づき、口腔機能の維持・改善に取り組みましょう。
○口腔機能の維持・向上のポイント
お口の体操や食事をしっかりかむことで、口の周り(唇・頬・舌)の筋肉がつき、かみやすく、飲み込みもよくなります。また、お口の体操やよくかむこと以外にも、人と交流し話したり笑ったりすることも効果的です。
いつまでも美味しく楽しい食事ができるようにお口の健康を保ちましょう。
○あいうべ体操
「あー、いー、うー、べー」を1セットとして、1日30回、しゃべる時より口をしっかり大きく動かしましょう。
お風呂の湯船につかりながらなど、ながら体操で毎日続けてみましょう。
問い合わせ先:役場健康課
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