地域福祉応援隊

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香美町障害者地域自立支援協議会の生活・しごとグループでは、障害の有無などに関係なく、誰もが暮らしやすい社会とするユニバーサル社会の理念のもと、障害者の自立した生活づくりを目標に、働きやすいシステムづくりや社会参加できる環境づくりの推進のために、さまざまな取り組みを行っています。
その中で第7期の取り組みとして、町内の障害者・引きこもり者・生活困窮者などが就労したいと希望したときの、相談場所のひとつである「アクティブステーションかみ」をご紹介をします。

アクティブステーションかみは、役場福祉課内にあります(下図のQRコード本紙参照)。町内での就労を希望する障害者などと町内の事業者をマッチングし、ひとりひとりの潜在的な能力を生かした地域づくりや共生社会を目指しています。
今年度は、9月末現在で5件のマッチングを行いました。そのうち3人の具体的な就労内容をご紹介します(下記参照)。
就労されている皆さんの障害はさまざまです。勤務する時間に関わらず、社会参加ができていることにやりがいを持っています。また、これまで就労した皆さんの中には、仕事の幅を広げて勤務時間を増やしたり、次の目標に向かうため資格取得を目指したりしている人もいます。

・わたしは週1日、3時間デイサービスで働いています!
利用者とお話をするのが楽しいです♪

・ぼくは週2日、2時間民宿でお風呂掃除をしています。
慣れてきていろいろな仕事を任されるようになりました!

・わたしは週3日、3時間介護施設で各部屋の清掃などを担当しています。
一人で黙々とできて、私にはあっているなぁと感謝しています。

アクティブステーションかみでは、社会参加への第一歩を踏み出すお手伝いをさせていただきますので、気軽にご相談ください。また、事業者からの求人登録もお待ちしています。

■「アクティブステーションかみ」への行き方
1　「アクティブステーションかみ」は香美町役場福祉課内にあります。
2　正面玄関から入り、左に曲がって1階を進みます。福祉課は左手側にあります。
3　福祉課窓口で担当者がご相談に応じます。
4　落ち着いた環境でお話することもできます。
お気軽にご相談ください!

■障害者雇用を行う企業に障害者雇用の疑問や不安を聞いてみました!
実際に障害者を雇用している町内の企業・事業所に、障害者雇用についてアンケートを行った結果の一部をご紹介します。

Q.実際にどんな仕事ができるの?
A.検品や機械オペレーターなどさまざまな業種があります。障害の特性は一人一人違うため、その人にあった仕事を探すようにしています。

Q.雇用後の支援はありますか?
A.雇用後も職場への定着に向けた支援を行っています。また、トラブルがあった場合やステップアップに向けた相談も受け付けています。

Q.担当の負担が増えるのでは?
A.新入社員に指導する程度の時間は必要となりますが、ジョブコーチ※の支援を受けることもできます。

※ジョブコーチとは…
障害のある人が職場に適応できるよう、障害者が働く企業に一定期間訪問し、障害のある人と企業の双方に支援を行うサービスのこと(費用負担なし)。

■障害者雇用を行う企業・働く人の声
障害者を雇用している企業の皆さんへのインタビューや、実際に働いている雰囲気などを動画にまとめていますので、ぜひご確認ください。

問い合わせ先：役場福祉課