■心が弾む多彩なステージ ~春一番コンサート2024~
3月3日、香住区中央公民館で、本町のアマチュアミュージシャンたちによる祭典「春一番コンサート~いわゆるハルイチ~」が開催されました。
当日は、コーラスやバンド、吹奏楽や琴の演奏などの音楽をはじめ、フラダンスや3B体操など、さまざまなジャンルのパフォーマンスを、公民館講座生5組と一般から募った出演者10組が披露しました。季節の音楽や耳慣れてたテーマ曲などが演奏されると、集まった305人から盛大な拍手が送られていました。
多彩なステージを楽しんだ香住区の女性は「出演者の皆さんの元気な演奏や体操を見て、こちらも元気をもらいました」と話しました。
■好奇心を持って脳力向上を ~澤口俊之教授の脳力講義~
3月16日、香住文化会館で、武蔵野学院大学教授でテレビなどにも出演している脳科学者、澤口俊之さんによる講演が行われました。
澤口さんは「高度な知能(HQ)が、今後の『労働力がAIやロボットに代替されていく社会』で最重要になる」と力説。その上で、脳を鍛えるためには、テニスやバドミントン、ゴルフなど全身を使う運動をすることが効果的であると紹介しました。
さらに、運動ができなくても、趣味を多く持ったり、夢を持って生活したりすることが、認知機能の向上につながるとし「脳は高齢者でも鍛えられる。より広い世界への好奇心を持ってほしい」と集まった250人の聴衆へ呼びかけました。
■特殊詐欺被害の防止を一丸となって ~特殊詐欺の被害に関する協定締結式~
3月27日、役場本庁舎で、本町と美方警察署との「特殊詐欺の被害防止に関する協定」の締結式が行われました。
この協定は、警察で特殊詐欺の被害に遭う恐れのある高齢者を確認した際に、同意を得た上で町に情報提供を行い、それに基づいて町や関係機関が見守りなどの福祉的支援から被害防止を行うもので、美方警察署からのお話しで締結が実現しました。
兵庫県では年々特殊詐欺の被害が増加しており、昨年の被害額は19億9,000円をとなっています。
協定書に署名した美方警察署の鯉田茂樹署長は「香美町との情報共有を一層密にし、高齢者が安全安心な社会になるようにしていきたい」と話しました。
■香住区の2つの道路が供用開始!安全性と利便性が向上します
○~県道香住村岡線「矢田橋」開通~
3月16日、老朽化に伴い架け替え工事が行われていた新「矢田橋」が開通しました。
現地では、開通に先駆けて記念式典が行われ、出席した谷公一衆議院議員は「長年の悲願だったこの橋を大切にして、地域や利用者から愛される橋梁にしてほしい」と開通を祝いました。
式典後には、関係者によるテープカットや渡り初めが行われ、集まった地元住民らは橋からの景色や道路の感触を確かめていました。
○~町道山手若松線全面開通~
3月26日、香住バイパスと町道香住市街地線をつなぐ町道山手若松線が全面開通することを受け、関係者らが集まり開通式が行われました。
式典で浜上町長は「地域住民はもとより、病院へ来院する人などにも、安全安心な道路環境を提供することができる」と道路の完成を喜び、式典後にはテープカットで開通を祝いました。
開通により山手地区と香住市街地と往来がスムーズになり、利便性の向上につながると期待されます。
■大きな災害に備えて、新たに支援協定を締結しました!
○兵庫県司法書士会 ~災害時における被災者相談業務の実施に関する協定~
3月13日、本町と兵庫県司法書士会との間で、災害時における被災者相談業務の実施に関して、以下のとおり協定を締結しました。
(1)相続に関する相談
(2)不動産登記および商業、法人登記に関する相談
(3)不在者財産管理制度および相続財産管理制度に関する相談
(4)成年後見制度に関する相談
(5)その他司法書士法に定める業務に関する相談
○香住水産加工業協同組合 ~災害時等支援協定協定~
3月18日、本町と香住水産加工業協同組合は、大規模災害が発生またはその恐れがある場合における支援などに関し、以下のとおり協定を締結することとなりました。
(1)本町が指定する物資拠点施設などへの資機材や人員の派遣
(2)本町が指定する物資拠点施設などから避難所等への物資の配送
(3)本町が指定する物資拠点施設などの運営補助など
(4)前各号に掲げるもののほか、本町が必要とする事項
同組合の組合員は、日常的にフォークリフトを操縦して業務を行っており、阪神淡路大震災においても、その技術を用いた被災地における物資の積み下ろしなどの支援で活躍されています。
今後は、平時の情報交換を行いながら有事の際に備えます。
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