■がんは早期発見がカギ!
~自分と家族のために”定期的に”女性の検診を受けましょう~
◆かかさずに受けることが大切です!
がんは、発見が遅れるほど命に危険が及ぶ病気で1981年以降、日本人の死因第1位となっています。検診の期間が空いてしまうと、早い段階で発見できたはずのがんを見過ごしてしまう可能性が高まります。がん検診は、定期的に受けることが重要ですので、大切な命を守るためにかかさず受けましょう。
◆初期の5年相対生存率は90%以上
がんにかかっても初期の段階ではほとんど自覚症状がなく、気付かないうちにがんが進行し、自覚症状が現れたときにはすでに命の危険にさらされていることも少なくありません。症状のないうちに検診で見つけて治療をすることが大切です。
▽5年相対生存率
国立がん研究センター「がんの統計2022」
◆子宮頸がん検診
子宮頸がんとは、子宮の入り口(子宮頸部)にできるがんで、20~30歳代の女性に増えています。
子宮頸がんが発症する原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続的な感染によるものと考えられています。HPVは性交渉により感染し、多くの女性が一生に一度は感染するといわれる、ありふれたウイルスです。ウイルスは排除されずに長期間感染が続く場合があり、ごく一部の人の細胞にがん化することがあります。
◆乳がん検診
乳がんは乳腺にできるがんで、30歳代後半から増加します。40歳以上の年代に多く、40~50歳代の女性における、がんの死亡原因のトップです。普段から乳房をチェックして、自分の乳房の状態を知っておきましょう。風呂に入った時に石けんのついた手で触ると、しこりやくぼみなどの変化が分かりやすくなります。
▽がん検診
検診方法:
・集団検診…子宮頸がん、乳がん
・施設検診…乳がん(公立八鹿病院)、子宮頸がん(公立香住病院)
◆このような症状があるときはすぐに医療機関へ
子宮頸がん…不正出血、おりものの異常(茶褐色~黒褐色)、下腹部や腰の痛み、性交時の出血、血の混じった尿
乳がん…乳腺のしこり・ひきつれ、乳首からの血の混じった分泌物
申込み:役場健康課へお問い合わせください。
問い合わせ先:役場健康課
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