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香美町ならではの教育の挑戦

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兵庫県香美町

■大乗寺障壁画講演会・特別展、ふるさと語り部養成講座
香住区にある大乗寺には、近代日本画の祖として著名な円山応挙とその一門の描いたふすま絵など165面の国指定重要文化財が所蔵されています。
本町が誇るこの作品を多くの皆さんに知っていただくとともに、深く歴史を理解していただくため、大乗寺のご協力のもと、本年10月に講演会・特別展を開催することとしています。
これらを通じて、応挙が作品へ込めた思いや「描くこと」から応挙が伝えようとしたものを感じ、想うことが応挙の作品を未来へ「つなぐ」力になると考えています。

◆大乗寺障壁画講演会~画聖応挙が東洋と西洋から取り入れたもの~
日時:10月26日(土)14時~16時30分ごろまで
場所:香住区中央公民館 文化ホール
講師:
・佐々木丞平(じょうへい)氏(京都大学名誉教授、京都府立丹後資料館名誉館長)
・佐々木正子氏(日本画家、嵯峨美術大学学長)
特別出演:
・シェン・ジャー氏(二胡)
・フローリン・クロイトル氏(バイオリン)
円山応挙は中国画と西洋画を学び、今でも学校で習う「写生」を生み出し、近代日本画の原点となりました。今回は、東洋と西洋の文化として中国の楽器である二胡と、西洋の楽器であるバイオリンの演奏を楽しんでいただくとともに、画聖応挙がどのように2つの文化を取り入れて写生を生み出したのか、そして香美町に何を遺したのかに迫ります。

◆円山応挙特別展
大乗寺が所蔵する円山応挙が描いた掛け軸を特別に展示します。
日時:10月25日(金)~27日(日)9時~18時まで
場所:香住区中央公民館 研修室
出展予定:王義之龍虎三幅対(おうぎしりゅうこさんぷくつい)、波上白骨座禅図(はじょうはっこつざぜんず) ほか

◆ふるさと語り部「養成」講座
平成18年から実施してきました「ふるさと語り部講座」は本年度から、ふるさとを語れる「語り部」を増やすことを目的に「ふるさと語り部養成講座」として新たに実施します。
第1弾は「大乗寺障壁画を学ぼう」と題して、画聖円山応挙について学びます。詳しくは香住区中央公民館へお問い合わせください。

○ふるさと語り部「養成」講座

問い合わせ先:
町教育委員会生涯学習課
香住区中央公民館

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