■子ども多文化共生教育~多文化共生社会の実現を目指して~
高砂市に暮らす外国人の数は、増加傾向にあります。市では、県の子ども多文化共生センターや高砂市国際交流協会と協力しながら、外国にルーツを持つ子どもたちや帰国児童生徒を支援しています。
■外国にルーツを持つ子どもたちや帰国児童生徒などのサポートにあたって
来日したばかりで日本語を話すことができない児童生徒などに対し、通訳者として周囲とのコミュニケーションを助けたり、日本語指導や学習支援をしたりして、子どもたちが安心して学校に通えるようサポートを行う、子ども多文化共生サポーター(兵庫県)と外国人児童生徒等サポート員(高砂市)という制度があります。
◇子ども多文化共生サポーターの主な仕事
兵庫県教育委員会より派遣されています。
授業中や休み時間に母語から日本語へ通訳して、外国人児童生徒が学校生活に慣れるようサポートします。
また、日本語の話せない保護者への連絡や手紙の翻訳などの支援も行っています。
◇外国人児童生徒等サポート員の主な仕事
外国人児童生徒の中には、日本語で日常会話ができるようになっても、学習面で支援が必要な子どもがいます。
高砂市から派遣するサポート員は、子どもたちのペースに合わせて、学習に必要な日本語指導や学習支援を行っています。
■多文化共生社会の実現を目指して
外国にルーツを持つ子どもたちと他の子どもたちが共に学ぶことは、さまざまな価値観や文化的背景に触れる機会となります。
高砂市教育委員会では、すべての児童生徒が、一人一人の違いを認め合い、互いに助け合って、成長しようとする意欲や態度を育む教育を進めています。
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問合せ:学校教育課
【電話】443-9054
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