令和4年度 決算(2)

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■一般・特別・水道事業　会計決算
▽一般会計
一般会計は、福祉や教育、まちづくりなどの行政運営における基本的な会計です。

▽特別会計
保険料や使用料など特定の収入をもとに特定の事業を行う場合は、収入と支出がはっきり分かるように、様似町では表2のとおり4会計を設けています。

▽水道事業会計
水道事業は、公営企業として別に会計を設けています。
決算は表2のとおりです。

表2

※資本的収支の差引額▲4,097万円の不足分は損益勘定留保資金等で補てんしました。

■令和4年度決算の財政指標をお知らせします
▽健全化判断比率・資金不足比率
自治体の財政状況を客観的に表し、財政の健全化や再生の必要性を判断する指標です。
様似町の比率は国の定める基準を下回っており、前年度に引き続き健全であるという結果になっています。
令和4年度の実質公債費比率及び将来負担比率は、町債の計画的な償還が進んでいること等により、実質公債費比率は前年同、将来負担比率は3.5ポイント改善されました。

・実質公債比率の推移

・将来負担比率の推移

※実質赤字比率、連結実質赤字比率、資金不足比率は、いずれも比率が算定されておらず、健全な状態といえます。

▽経常収支比率
毎年決まって入ってくるお金(地方税、地方消費税交付金など)が、毎年決まって出ていくお金(人件費、借金の返済など)に、どの程度充てられているかを示す指標です。
この比率が低いほど財政構造が弾力性に富んでいるとされています。
令和4年度は、経常的な物件費の増などにより前年度より2.6ポイント増加しました。

・経常収支比率の推移

■令和4年度に実施した主な事業(一般会計)
▽上架施設整備事業(北海道水産業振興構造改善事業補助金)　1億6,718万6千円
様似漁港内の漁船保全修理施設が老朽化していたので、新たに整備するため日高中央漁協に対して助成を行いました。

▽地域応援券(アポイクーポン)発行事業　1億4,002万3千円
新型コロナウイルス感染症等により高騰している物価対策、町内消費活動の活性化のため町内で利用できるアポイクーポンを発行しました。

▽錦橋補修工事　1億2,092万3千円
老朽化による腐食やひび割れ等が進んでいた錦橋において、安心して安全に通行できるよう、補修工事を行いました。

▽高規格救急自動車　3,421万円
様似支署に配備されている2台のうち1台を自動体外式除細動器などの最新装備を備えたものに更新しました。

▽ハザードマップ作成業務　451万円
これまで別々に作成していた「洪水」「土砂災害」「津波」のハザードマップを1冊にまとめ、最新の災害想定を反映させました。

▽スクールランチ、ミルク給食無償化事業　1,262万7千円
小・中学校の子どもたちに温かい昼食を提供するスクールランチ事業に加え、子どもの成長に必要なミルク給食を無償化しました。