■健康で幸せな生活をおくるために
▽感染症対策
国の指針に沿って定期の予防接種等を適切に対応し、感染症の正しい知識、感染予防対策の普及・啓発を図りながら、接種率の向上に努めます。
▽新型コロナウイルスとワクチン接種
5月から5類感染症の扱いに変わり、ワクチンの接種についても、季節性インフルエンザと同様の定期接種に移行します。
そのため、インフルエンザワクチンと同様、18歳までの子どもへの全額助成、65歳以上の高齢者への一部助成及び低所得者への全額助成を行います。また、高齢者肺炎球菌ワクチンへの一部助成も引き続き行います。
▽母子保健対策
妊産婦健康診査や周産期医療通院費、不妊治療費などの助成事業を継続し、新たに3歳児健診で弱視の早期発見・治療のための視力検査を実施します。また、国の施策により、妊娠時から出産子育てまで継続的な相談支援を行いつつ、「出産子育て応援交付金」を支給し、子育て支援を強化します。
▽成人・高齢者保健対策
各種がん検診などの無料クーポン券の配布、40歳以上のかたを対象とした特定健診を実施するとともに、20歳から40歳の若い世代には、各種健診が低額で受診できるよう若年者健診などを継続して行います。
▽歯科保健対策
子どもの虫歯予防教室を通じて、保護者や子どもへの歯科保健への意識の向上を図るとともに、成人歯科検診、また、幼稚園や小学校に出向いての指導を引き続き行います。
▽地域医療体制
派遣医師及び看護師に係る費用の助成を継続します。また、浦河赤十字病院は管内唯一の地域センター病院であり、管内各町と連携して支援を図っていきます。
▽介護などの人材確保
養成施設への修学者、町内に就職する有資格者に対する「修学・就業」資金貸付制度を継続し、令和4年度から開始した、介護関係資格取得等の研修費用に対する助成の周知を図り、人材確保に努めます。
▽介護保険
介護予防や重度化防止の取組や認知症の人や家族からの相談対応、認知症の正しい理解の普及を図り、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最後まで続けられるよう「地域包括ケアシステム」の構築に努めます。
▽地域福祉体制
利用者の身になって、関係機関との連携を図り、地域の福祉・介護などのサービスの維持に努め、高齢者や障がい者を対象としてアポイ山荘無料入浴や町内でのハイヤー利用が併用できる「さまにシルバー券」の交付を継続し、利便性向上を図ります。
▽アイヌの人たちの生活の安定向上
アイヌの人々の声を聴きながら、アイヌの歴史と文化が正しく理解され、尊重される社会を実現するため、さまざまな角度からアイヌ施策を推進します。
また、アイヌの人たちの生活の向上を図るため、教育や住宅、産業など暮らしに関わる各種の施策も引き続き展開します。
▽子育て世帯の負担軽減
子育て世帯の経済的負担を軽
減し、安心して必要な医療が受けられるよう、18歳までの医療費の無料化を継続します。
また、新たに「新入学スマイルクーポン」を支給することで、入学時における家庭の負担を軽減し、子育て世帯に対する支援を強化します。
▽医療保険
特定健診などの健康を維持する事業を進めて医療費の抑制を図るとともに、北海道とも連携し国に制度の安定的な運営ができるよう要望していきます。
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