■児童虐待は社会全体でかかわり、解決していくべき問題です「こども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第19次報告)」によると、児童虐待による死亡事例は年間70件を超えています。
単純計算すると5日間に1人のこどもが命を落としていることになります。
◆児童虐待は4種類
○身体的虐待
殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる など
○性的虐待
こどもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にする など
○ネグレクト
家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れていかない など
○心理的虐待
言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、こどもの目の前で家族に対して暴力をふるう(面前DV) など
◆こどもとの関わり方の8つのポイント
1.こどもの気持ちや考えに耳を傾けましょう
2.「言うことを聞かない」にもいろいろあります
3.こどもの成長・発達によっても異なることがあります
4.こどもの状況に応じて、身の周りの環境を整えてみましょう
5.注意の方向を変えたり、こどものやる気に働きかけてみましょう
6.肯定文でわかりやすく、時には一緒に、お手本に
7.良いこと、できていることを具体的に褒めましょう
8.保護者自身の工夫のポイント
(1)子育てをしているストレスが溜まることもあります。
否定的な感情が生じたときは、まずはそういう気持ちに気付き、認めることが大切です。
(2)自分の時間や心に余裕がないときは、深呼吸して気持ちを落ち着けたり、ゆっくり5秒数えたり、窓を開けて風にあたって気分転換しましょう。
(3)周囲の力を借りると解決することもあります。勇気をもってSOSを出すことで、まだ気づいていない支援やサービスに出会えたりします。
◆こどもや保護者のこんなサインを見落としていませんか?
○こどもについて
・いつもこどもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がする
・不自然な傷や打撲のあとがある
・衣類やからだがいつも汚れている
・表情が乏しい、活気がない
・夜遅くまで一人で遊んでいる
○保護者について
・地域などと交流が少なく孤立している
・小さいこどもを家においたまま外出している
・こどもの養育に関して拒否的、無関心である
・こどものけがについて不自然な説明をする
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