■函館渡島檜山ゼロカーボン北海道推進協議
令和6年2月3日(土)、函館市及び渡島・檜山管内の全市町長を構成員とした「函館渡島檜山ゼロカーボン北海道推進協議会」が設立されました。当該協議会は、「有望区域」に指定された檜山沖及び松前沖において、地域の脱炭素化や風力発電導入による地域振興策について、地域の協議会において議論されている中、こうした機会を函館渡島檜山地域における洋上風力発電をはじめとしたGX(グリーントランスフォーメーション)関連事業の発展や港湾利用の活性化、脱炭素と共に進める地域づくりに繋げることを設立目的として設置されました。今後、設立目的であるGX関連産業の発展等の実現、さらには脱炭素とともに進める地域づくりの取組を通じ、ゼロカーボン北海道の実現ひいては、日本全体の脱炭素に貢献するとの決意のもと設立総会決議が行われました。
また、当該協議会の設立を記念して、同日、函館競輪場テレシアターにおいて、「設立記念シンポジウム」が開催されました。シンポジウムでは、経済産業省や国土交通省から、GXの推進や洋上風力発電による港湾利用の活性化、GX・産業振興と景観まちづくり等をテーマとした講演があったほか、「洋上風力発電と共に創る函館渡島檜山地域の未来図」をテーマに、函館市長や民間事業者、経済産業省によるパネルディスカッションが行われ、最後に設立総会決議文が紹介されました。
シンポジウムのアーカイブ配信につきましては、Youtubeの函館市公式動画チャンネルで公開されておりますので、是非ご覧ください。
■洋上風力発電の理解促進に向けた勉強会
令和6年1月19日(金)、せたな町民ふれあいプラザにおいて、北海道主催の「洋上風力発電の理解促進に向けた勉強会」が開催されました。昨年度は洋上風力発電の基礎知識についてでしたが、今回はより具体的に、実際に海に風車が建設された場合、漁業等にどのような影響があるのかなどについて、最新の事例等を取り上げながら説明をしていただきました。
今後もせたな町では、ゼロカーボンの普及啓発に努めて参ります。
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